2008年4月13日、重慶晩報は國務(wù)院救貧弁公室が貧困基準(zhǔn)の引き上げを検討中であると伝えた。従來は貧困層の生存問題を?qū)澫螭趣筏皮い郡襻幛辖逃?、醫(yī)療などの問題も救貧政策の対象に組み込まれるという。

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同弁公室が定めた2007年の貧困基準(zhǔn)は年収1067元（約1萬4900円）以下。今回の改定で1300元（約1萬8200円）に引き上げられる見通しだ。國際的には日収1ドル以下が貧困基準(zhǔn)とされているが、物価を換算した実質(zhì)購買力計算で中國の貧困基準(zhǔn)も國際基準(zhǔn)とほぼ合致することになる。また、改定により基準(zhǔn)以下の人口は現(xiàn)在の4000萬人から8000萬人に倍増する。

中國で初めて貧困基準(zhǔn)が設(shè)けられたのは1985年。當(dāng)時の基準(zhǔn)額は年収200元だった。以來、経済発展と物価上昇を勘案して改定されてきた。従來は生存に支障がある「絶対貧困基準(zhǔn)」と教育、醫(yī)療などの支払いが困難な「低収入基準(zhǔn)」とに別れていたが、今改定で一本化される見通し。中國の救貧政策が生存の保障から生活の保障へとシフトしつつあることを示している。（翻訳?編集/KT）