米トランプ政権の対外支援削減計畫、中國をさらに勢いづかせる可能性―米メディア

Record China    2017年5月9日(火) 11時0分

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米トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が示した2018會計年度予算における対外支援削減計畫は、米國の対外的な戦略目標に支障をきたすことになると指摘されている。寫真はネパール。

2017年5月8日、參考消息網(wǎng)は、米トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が示した2018會計年度(2017年10月?2018年9月)予算における対外支援削減計畫は、米國の対外的な戦略目標に支障をきたすことになると指摘されている。

米誌フォーブスによると、米國は中央アジアでは所得レベルが中の上にあるカザフスタンやトルクメニスタンへの支援を完全に打ち切るとともに、キルギスやタジキスタンなどへの支援も約半分に削減する。この地域では中國が鉄道、道路などのインフラ建設(shè)支援を急速に拡大しており、援助を削減する米國は戦略的に不利な狀況になる。

また、南アジアではバングラデシュ、インド、ネパール、パキスタンなどへの衛(wèi)生分野の資金援助を半分程度削減する。この地域では伝染病や栄養(yǎng)不足、女性や子どもの健康、出産といった衛(wèi)生上の問題が深刻な狀況にあるが、予算削減でその支援の力が弱まることになりそうだ。

さらに、戦略的に重要とされてきたインド洋のモルディブ、スリランカへの援助も完全停止する。この地域でも中國がすでに各國への援助を強化しており、政治的経済的に重要な協(xié)力パートナーとなっている。

アフガニスタンとパキスタンに対する政治的な色彩の強い経済支援基金予算については、當該地域の他國に比べて高い水準が保たれる。(翻訳?編集/川尻

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