2017年5月7日、韓國(guó)?朝鮮日?qǐng)?bào)によると、韓國(guó)?江原道の江陵と三陟、慶尚北道の尚州で6日に発生した大規(guī)模な山火事で、國(guó)の災(zāi)害対策システムが適切に作動(dòng)していなかったことが分かった。住宅約30棟が焼け、300人以上が被災(zāi)したが、自治體や國(guó)民安全処からは災(zāi)害メール1通すら送られなかったという。

緊急災(zāi)害メール伝送サービス（CBS）は災(zāi)害の発生が予想される地域や災(zāi)害が発生した地域の周辺にいる國(guó)民に災(zāi)害の情報(bào)や行動(dòng)要領(lǐng)などを速やかに屆ける國(guó)民向けの災(zāi)害メールサービス。メールの送出基準(zhǔn)には「山火事」が明示されているが、國(guó)民安全処からは6日午後4時(shí)4分に江原道の高城?襄陽(yáng)?束草?三陟など乾燥警報(bào)が出された地域に「入山時(shí)の火器所持および廃棄物の焼卻禁止など火災(zāi)注意」という內(nèi)容のメールが出された後、追加のメールは送られなかったという。安全処が最後にメールを送った後、山火事は秒速20メートルを超える強(qiáng)い風(fēng)にあおられて拡散し、民家や山林を包み込んだ。

安全処のソーシャルメディアアカウントも何の役割も果たさなかった。安全処のフェイスブックとツイッターには7日になってようやく「江陵地域で山火事、鎮(zhèn)火中」とのメッセージとともに山火事の予防および行動(dòng)要領(lǐng)の動(dòng)畫が掲載された。その後も住民避難令や被害狀況などは伝えられなかった。これについて、安全処は「災(zāi)害および安全管理基本法の施行令によると、山火事発生時(shí)の収拾主務(wù)部処は山林庁」とし、「山林庁や現(xiàn)場(chǎng)の狀況をきちんと把握している江原道、江陵市からメール発送の要請(qǐng)がなかったため、発送しなかった」と説明した。

また、山火事の情報(bào)を提供すべきである山林當(dāng)局のホームページやソーシャルメディアも使い物にならなかったという。近隣の村での避難案內(nèi)放送すら行われなかった。さらに、國(guó)の災(zāi)害主管放送社であるKBSの「災(zāi)害ポータルサイト」でも、7日午前2時(shí)50分まで江陵の山火事の狀況は表示されなかった。これに対し、KBSは「災(zāi)害ポータルサイトに出される災(zāi)害関連情報(bào)は、山林庁や気象庁などの政府機(jī)関からリアルタイムで送られてくるデータが自動(dòng)で表示されるよう設(shè)計(jì)されている」とし、「山火事関連の情報(bào)が適切に出されなかったのは山林庁が誤った情報(bào)を送ったため」と釈明した。

これについて、韓國(guó)のネットユーザーからは「これが國(guó)なのか？」「國(guó)民安全処はいっそない方がまし。江原道の人たちは國(guó)民じゃないの？」「政府は犯罪の証拠隠滅でもしていたの？対応が遅過ぎる」「投票が大事である理由。無(wú)政府狀態(tài)だからこうなった」「避難場(chǎng)所が準(zhǔn)備されているか心配」「セウォル號(hào)慘事の時(shí)も『靜かに待機(jī)しなさい』と言ったよね…」など、安全処の対応に不満を示す聲が多く寄せられている。

この他、「なぜメールを待っているの？。自分で判斷して避難するべき」「韓國(guó)では災(zāi)害時(shí)にコントロールタワーを信じてはいけない。セウォル號(hào)慘事で學(xué)んだはず」などと指摘する聲もみられた。（翻訳?編集/堂本）