Record China 2017年5月9日(火) 21時50分
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中國政府は、核やミサイル開発を進(jìn)める北朝鮮への圧力を強(qiáng)化する見返りとして、対中強(qiáng)硬派のハリス米太平洋軍司令官の更迭を求めたとする報道を否定した。だが米國內(nèi)では、中國によるハリス司令官への中傷キャンペーンは以前からあったとの指摘が出ている。資料寫真。
2017年5月9日、中國政府が米政府に対し、核やミサイル開発を進(jìn)める北朝鮮への圧力を強(qiáng)化する見返りとして、南シナ海問題などで対中強(qiáng)硬姿勢を示すハリス米太平洋軍司令官の更迭を求めたと日本メディアが伝えたことについて、中國外交部の耿爽(グン?シュアン)報道官は8日、「根も葉もない話だ」と一蹴した。だが米國內(nèi)では、中國によるハリス司令官への中傷キャンペーンは以前からあったとの指摘が出ている。米ボイス?オブ?アメリカの中國語ニュースサイトが伝えた。
日本メディアは6日、米中関係筋の話として、中國の崔天凱(ツイ?ティエンカイ)駐米大使が、4月の習(xí)近平(シー?ジンピン)國家主席の訪米に合わせ、米側(cè)に要求したと伝えていた。
8日付の米紙ワシントン?ポストよると、ワシントンの中國大使館の報道官も「この報道はでっち上げだ」とし、「崔大使はいかなる場面でも米側(cè)にそのような要求をしたことはない」と語っている。
だがコラムニストのジョシュ?ロジン氏はワシントン?ポストに寄稿した記事で、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)への移行期に、崔大使がトランプ大統(tǒng)領(lǐng)の娘婿のクシュナー氏にハリス司令官の更迭を求めたが、トランプ氏側(cè)はいかなる保証も與えなかったと指摘している。
記事によると、米太平洋軍のダリン?ジェームズ報道官は「これは中國政府によるハリス司令官への新たな中傷であるかもしれない」とし、「ハリス氏に向けた中國の宣伝は何年も前から行われていたが注目されていなかった」と述べている。
中國國営の環(huán)球時報は8日の社説で「ハリス司令官は対中強(qiáng)硬派で、中國人の多くが彼を嫌っている」とした一方で、「中國軍は近年、南シナ海と東シナ海で米艦隊(duì)と渡り合ってきたが、ハリス氏個人と力比べをしてきたわけではない」と伝えている。
トランプ政権発足後、南シナ海の係爭海域に米軍艦船を送る「航行の自由作戦」は1回も行われていない。米紙ニューヨーク?タイムズは先週、米國防総省がこの2カ月間で3回、米太平洋艦隊(duì)からの同作戦に関する申請を卻下していると報じている。
米太平洋艦隊(duì)のスウィフト司令官は8日、シンガポールで記者団に対し、米軍の航行の自由政策はトランプ政権下でも変更はないと述べている。(翻訳?編集/柳川)
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