2017年5月13日、韓國?聯(lián)合ニュースによると、韓國の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領が就任後に米國、中國、日本の各首脳と電話會談を行い訪問招請を受ける中、外交消息筋の間では、米國、中國、日本の順に訪問する可能性が大きいと見方が出ている。

不確実性に満ちた北朝鮮の核?ミサイル開発問題を考慮すると、トランプ米大統(tǒng)領との首脳會談が外交の最優(yōu)先事項になる。文大統(tǒng)領は今月中に洪錫ヒョン（ホン?ソクヒョン）前中央日報?JTBC會長を首脳會談調整のための特使として派遣する予定で、6月中に文大統(tǒng)領の最初の訪米と首脳會談が実現(xiàn)される公算が大きいと外交消息筋は見ている。ただし、韓國政府の外交?安保ラインの人選と、北朝鮮核問題の解決および高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）の在韓米軍への配備費用をめぐる政府の立場整理にかかる時間、トランプ大統(tǒng)領による米連邦捜査局（FBI）のコミー長官の解任などは変數(shù)だ。

米國の次の訪問國は、中國になる可能性が高い。THAAD関連報復による韓國企業(yè)の被害が続いていること、昨年末から中國首脳とのコミュニケーションが事実上完全に斷絶された狀態(tài)であることなどを考慮すると、早期の訪中と首脳會談の必要性は米國に次ぐものと思われる。すでに初期稼動狀態(tài)にあるTHAADに対する早期の立場整理が鍵となる。

日本の場合、今年下半期の開催が予想される日中韓3カ國首脳會議への出席を契機に、文大統(tǒng)領が日本を訪問して首脳會談を行う可能性があるとの見方が出ている。だが反対世論が強い慰安婦問題をめぐる日韓合意をどのように処理するか、意見収集と検討に相當の時間が必要になることが予想される。3カ國首脳會議は、早ければ今秋開催という観測が一部で出ている。

金大中（キム?デジュン）、盧武鉉（ノ?ムヒョン）、李明博（イ?ミョンバク）の各大統(tǒng)領は就任後、米國、日本、中國の順に主要國を訪問した。樸槿恵（パク?クネ）前大統(tǒng)領は、米國、中國の順に訪問したが、日本については、日韓関係が良好さを欠く中で、在任中一度も訪問しなかった。（翻訳?編集/柳川）