2017年5月16日、韓國の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が就任日から3日も過ぎた13日に大統(tǒng)領(lǐng)府官邸に入った理由が明らかとなり、ネットユーザーの間で話題となっている。

韓國?ソウル新聞によると、韓國では通常、新しく就任した大統(tǒng)領(lǐng)は就任した翌日に大統(tǒng)領(lǐng)府官邸に入る。しかし、文大統(tǒng)領(lǐng)が就任日の翌日に官邸に入ることができなかったのは、樸槿恵（パク?クネ）前大統(tǒng)領(lǐng)のいわゆる“鏡の部屋”が原因だった。

與黨「共に民主黨」関係者は「実務(wù)陣が下見のため官邸に入ったが、鏡が四方に張られていて驚いた」と明らかにし、「現(xiàn)在は鏡を取り外し、壁紙の張り直しも終えた」と説明した。

大統(tǒng)領(lǐng)府官邸內(nèi)のリビングルームの四方に張られた鏡（鏡の部屋）は、1月にウ?サンホ「共に民主黨」院內(nèi)代表が「旅客船セウォル號慘事の當日、樸前大統(tǒng)領(lǐng)はヨガのレッスンを受けていた」との疑惑を提起したことがきっかけで物議を醸していた。この鏡の部屋がヨガやピラティスをするための小さな空間であれば文大統(tǒng)領(lǐng)の入居に支障をきたすことはなかったが、樸前大統(tǒng)領(lǐng)はリビング全體を鏡で埋め盡くしていたため、文大統(tǒng)領(lǐng)の入居のための官邸整備に時間がかかったのだという。

この報道に、韓國のネットユーザーからは「おぞましい事実」「大統(tǒng)領(lǐng)府で1日中、『鏡よ、鏡。この世で一番きれいなのは誰？』と問い掛けていたのでは？」「個性的で特別な人が大統(tǒng)領(lǐng)になってはいけない。庶民の悩みなど分からない」など驚きの聲が寄せられている。

また、「拘置所の部屋にも鏡を設(shè)置しているかも」「精神狀態(tài)の異常が認められ、刑が軽くなるのでは？」と指摘する聲もみられた。

一方で「鏡は樸前大統(tǒng)領(lǐng)の良心。四方に映る自分の姿を見て、國民に恥ずかしくない大統(tǒng)領(lǐng)になるため精神と體を鍛えようと努力していたんだ」「女性の部屋に鏡が多いのは當然のこと」などと樸前大統(tǒng)領(lǐng)を擁護する聲もあった。（翻訳?編集/堂本）