韓國新大統(tǒng)領が中韓関係改善で成果を出すこと期待する―中國紙社説

Record China    2017年5月10日(水) 14時20分

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9日、韓國で第19代大統(tǒng)領を決める選挙が実施され、最大野黨「共に民主黨」の文在寅氏が當選した。中國共産黨系の環(huán)球時報は同日夜、「文大統(tǒng)領が中韓関係改善で成果を出すこと期待する」との社説を発表した。寫真は選挙報道。

2017年5月9日、韓國で第19代大統(tǒng)領を決める選挙が実施され、最大野黨「共に民主黨」の文在寅(ムン?ジェイン)氏が當選した。中國共産黨系の環(huán)球時報は同日夜、「文大統(tǒng)領が中韓関係改善で成果を出すこと期待する」との社説を発表した。

社説は冒頭で「文氏が選挙期間中に示したのは韓國の現(xiàn)行政策と明らかに異なる施政理念、計畫だった。韓國の歴史の新たな1ページを開くだろう」とし、改革者とみなされてきた文氏には政治腐敗、財閥體制にメスを入れることが期待されていると説明する。さらに文氏が韓國の有権者に歓迎されたこととして「外交に対する考え方」を指摘。それによると、文氏が主張しているのは「米韓同盟を守ると同時に中國との関係を発展させ、南北関係の緊張緩和を通じて北朝鮮の核問題の解決を図る」というものだ。

また、北朝鮮に対して融和政策を行った盧武鉉(ノ?ムヒョン)元大統(tǒng)領の側近だった文氏が再び対北融和を訴えたことは「有権者の激勵を受けた」とも指摘し、樸槿恵(パク?クネ)前大統(tǒng)領が北朝鮮に強硬的だったことを説明。その上で中韓関係の悪化を招いた在韓米軍の高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)配備は「樸氏と保守主義政府の最大の失敗」と斷じ、「THAADは韓國に安全をもたらしてなどいない。韓國に相対的に有利な北東アジアの地政學の枠組みに衝撃を與え、中韓友好の狀況を瞬く間に転換させた。韓國は米國の対中戦略ゲームの代表的存在となった。韓國の長期的な利益には全く合致しない」「韓國保守派は幻の安全と國家発展のための戦略的資源を置き換えた。安全保障上、中國をパートナーから対立者の位置へと押しやった」などと韓國のTHAAD配備を強く非難している。

そして、「われわれが目を向けたこと」として文氏がTHAADに消極的な態(tài)度を持ち続けてきたことを指摘。文氏に対して「THAADによってにらみ合いの狀況に陥った中韓関係を是正するために動いてくれることを願う」とし、「北東アジア全體の安定と北朝鮮の核問題解決に新たな問題が生じないようにするため、韓國の利益のためにも、文氏がTHAAD問題で知恵と果敢さを見せてくれることを期待する」「中韓の間の鍵となる障害を取り除きさえすれば両國國民の相手に対する態(tài)度も迅速に変わるだろう。確かに言えることは、それが文大統(tǒng)領の手に委ねられていることだ」と論じた。(翻訳?編集/野谷

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