2017年5月10日、日本の小學(xué)校受験は「親の受験」ともいわれ、特に私立小學(xué)校の場(chǎng)合は、親がかなりの割合で見(jiàn)られると伝えられている。こうした狀況は、中國(guó)のトップ小學(xué)校でも同じようだ。參考消息網(wǎng)によると、英紙テレグラフはこのほど、「中國(guó)の親が子どもを希望の小學(xué)校に入れたいと思うなら、試験を受け、先祖の學(xué)歴を証明し、さらに自分たちが肥満ではないことを示さなければならない」と伝えている。

中國(guó)で最も豊かで現(xiàn)代的な上海では、二つの私立學(xué)校が、親に試験を課すとともに「踏み込んだ」調(diào)査を行ったとして、當(dāng)局から警告を受けている。別の1校の受験では、保護(hù)者に対する「肥満基準(zhǔn)」に不満の聲が上がっている。

中國(guó)メディアが公開したソーシャルメディア上のスクリーンショットでは、上海にある七寶外國(guó)語(yǔ)小學(xué)校を受験する子どもの保護(hù)者が「この學(xué)校は親の體型まで確認(rèn)する。脂肪が多い保護(hù)者は自己管理のスキルに乏しいためだそうだ」と嘆いている。

上海市の教育當(dāng)局は、受験生の家族史を調(diào)査し、保護(hù)者に対するロジックテストを?qū)g施したとして、青浦世界外國(guó)語(yǔ)小學(xué)校と陽(yáng)浦小學(xué)校に対し、謝罪と次年度の募集人數(shù)の削減を要求した。青浦は自校のホームページ上で「規(guī)制要件に対する無(wú)知が原因だった」と謝罪。陽(yáng)浦は保護(hù)者に対するロジックテストは受験結(jié)果に影響を與えるものではなく、リラックスしてもらうのが目的だったと説明している。

中國(guó)の裕福な世代の親たちは、子どもが海外の有名大學(xué)に進(jìn)學(xué)することを期待して、良い教育機(jī)會(huì)を與えることに必死だ。

「一人っ子政策」は2016年1月に廃止されたが、多くの家族は、文化的な理由と忙しいライフスタイルのため、一人っ子を選んでいる。

青浦世界外國(guó)語(yǔ)小學(xué)校は入學(xué)する6歳の児童から學(xué)期ごとに3萬(wàn)元（約49萬(wàn)4000円）を納付させている。陽(yáng)浦小學(xué)校は1萬(wàn)1000元（約18萬(wàn)1000円）、七寶外國(guó)語(yǔ)小學(xué)校は1萬(wàn)2000元（約19萬(wàn)7000円）だ。

ソーシャルメディア上には、厳格な入學(xué)手続に対する親の不満が多く書き込まれているが、一部には批判的でないものもみられる。ある受験生の親は「他の國(guó)で親にクリスチャンであることを求めるのと同じように、私はこれらの私立學(xué)校の要求が合理的だと考えている」と話している。

中國(guó)の公立學(xué)校は學(xué)區(qū)制であるため、競(jìng)爭(zhēng)に必死な親たちがエリート校の近くの條件が劣る住宅に散財(cái)するという狀況も見(jiàn)られる。

上海の小學(xué)校の入學(xué)者數(shù)の約6％を占める私立學(xué)校は、面接に基づいて學(xué)生を受け入れ、受験者に試験を行うことは當(dāng)局から認(rèn)められていない。今年3月には、中國(guó)南部?広州の私立學(xué)校が、大卒以上の學(xué)歴を持つ親の子どもだけを募集したと伝えられている。（翻訳?編集/柳川）