2017年8月19日、中國メディアの澎湃新聞が、臺(tái)灣の臺(tái)北市にある総統(tǒng)府に男が侵入しようとして、入り口を警備中の憲兵を刃物で切り付け、逮捕されたと伝えた。

18日午前、51歳の男が舊日本軍の軍刀を持って総統(tǒng)府への侵入を試みた際に、憲兵に発見された。憲兵が質(zhì)問したところ、男は突然軍刀で憲兵の肩の辺りを切り付けた。憲兵はすぐに救急搬送されたという。

この男はその場(chǎng)ですぐに取り押さえられ逮捕された。男は北投市に住んでおり無職だった。18日はちょうど総統(tǒng)府內(nèi)で「親子の日」としてイベントが行われており、蔡英文（ツァイ?インウェン）総統(tǒng)も參加していた。

調(diào)べによると男は、當(dāng)日午前9時(shí)ごろに地下鉄で外出し、龍山寺駅近くの店でハンマーを購入。10時(shí)ごろに國軍歴史文物館に展示されていた軍刀をハンマーでショーケースを壊して盜んだ。その後、徒歩で総統(tǒng)府に向かい、後方の西大門から侵入を試みたという。

動(dòng)機(jī)について男は、「政治的な立場(chǎng)を示すため」と話しており、総統(tǒng)府で止められることを心配して、護(hù)身のため軍刀を盜んだという。

臺(tái)灣防務(wù)部門によると、兇器として使用された舊日本軍の軍刀は、南京事件で使用された軍刀として展示されており、「南京の役 殺一〇七人」と刻まれていた。（翻訳?編集/山中）