<サッカー>リバプール、中國で廉価版ユニホーム販売、氾濫する偽物に対抗―英紙

Record China    2017年5月12日(金) 10時10分

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サッカー?イングランド1部プレミアリーグの名門リバプールは、中國國內(nèi)で廉価版のユニホーム販売を開始した。氾濫する偽物への対策だ。資料寫真。

2017年5月11日、英紙フィナンシャル?タイムズによると、サッカー?イングランド1部プレミアリーグのリバプールは、中國國內(nèi)で廉価版のユニホーム販売を開始した。氾濫する偽物への対策だ。參考消息網(wǎng)が伝えた。

2017/18シーズンのユニホームを先月発表したこの名門クラブは、通常の87ドル(約9900円)と比較してわずか30ドル(約3400円)と格安のユニホームの販売を中國で開始した。

この低コストのユニホームは、クラブ創(chuàng)立125周年を記念してデザインされた紋章など見た目は通常版とほぼ変わりない。だが格安の素材が使われており、クラブのキットサプライヤーであるニューバランスが生産したものでもない。

クラブ関係者は「正規(guī)品を世界各地のファンのために競爭力のある価格で販売することが目的だ」とした上で、「クラブは偽造品を黙認していない。ファンがコピーではなく正規(guī)品を選ぶことを望んでいる」と語っている。

中國は政府主導(dǎo)でサッカーの強化に力を入れており、新たな収益源を見つけようとしている歐州のクラブはその市場に熱い視線を注いでいる。だが実店舗とオンラインを問わず簡単に入手できる偽造品の普及により、利益を得るのに苦労している。

リバプールは、この廉価版ユニホームをアリババグループのB2Cモール「T-mall(天貓)」で210元(30ドル)で販売している。一方、同じアリババのC2C「タオバオ(淘寶網(wǎng))」では、リバプールや他の歐州クラブの偽造品がその7分の1程度の値段で売られている。

サルフォード?ビジネス?スクールのサイモン?チャドウィック教授は「クラブは2000年代初頭から中國をターゲットにしていた。だが中國の消費者の行動を理解することができず苦労している。多くの中國の消費者にとって、偽造シャツを購入する方が安価で簡単だからだ」と述べている。(翻訳?編集/柳川)

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