2017年9月13日、韓國(guó)南部、慶尚南道（キョンサンナムド）晉州（チンジュ）市が、「第17回晉州市民賞」の受賞対象者に在日韓國(guó)人2世で在日本大韓民國(guó)民団（民団）生活相談センターの金昭夫（キム?ソブ）所長(zhǎng)を選定し、波紋を呼んでいる。韓國(guó)?オーマイニュースが伝えた。

晉州市民賞は、地域社會(huì)開発、文化蕓術(shù)、社會(huì)奉仕、教育?體育その他諸分野で同市の名譽(yù)と地域社會(huì)の発展に貢獻(xiàn)した功績(jī)の顕著な人に贈(zèng)られる。同市では金所長(zhǎng)を受賞対象者に選定後、市議會(huì)での同意手続きを経て10月に開かれる「晉州市民の日」に授賞式を行う予定だ。

在日本晉州郷友會(huì)の會(huì)長(zhǎng)も務(wù)める金氏は、在日2世として日本に生まれ、不動(dòng)産賃貸業(yè)やパチンコ、カラオケ店などを経営する傍ら、晉州市にさまざまな形で寄付活動(dòng)を行ってきた。

その功績(jī)が認(rèn)められての今回の選定であったが、「日本軍強(qiáng)制性奴隷被害者晉州平和メモリアル事業(yè)會(huì)」は13日、金氏への市民賞授與に反対の立場(chǎng)を表明した。

理由について事業(yè)會(huì)は「金氏が活動(dòng)した民団は、今年1月12日にホテルニューオータニ東京で開かれた新年會(huì)で平和の少女像（在釜山日本総領(lǐng)事館前に16年末に設(shè)置された慰安婦像を指す）の撤去を主張した団體だ」と明かし、「しかし晉州市は金氏に少女像撤去に対する立場(chǎng)を確認(rèn)せずに、市民賞受賞対象者として議會(huì)に提出した。晉州市は金氏の意見を明確にしなければならない」と主張したのだ。さらに「この問題を外交的問題、あるいは政治的問題と解釈して見過ごすのであれば、晉州市が持つ歴史意識(shí)に対して疑わざるを得ず、受賞対象者の検証過程に対する疑いの念も抱かざるを得ない」とした。

なお事業(yè)會(huì)は昨年3月、市民の募金により晉州教育支援庁の庭に「平和メモリアル像」という名の慰安婦像を建てている。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「晉州市も親日派だったのか」「慶尚南道はどうしちゃったの？分離獨(dú)立が必要？」（慶尚南道は保守地盤として知られている）と同市や地域を非難する聲や、「正しい歴史意識(shí)も持てない人が受賞するなどあり得ない」「民団は日本人と考えるべき」「どうして日本人に市民賞をあげるの？おかしい」など金氏の受賞に反対の聲が続出している。

また、慰安婦像関連として「あちこちに像を建てよう」「少女像反対なんて、民族を裏切る行為。國(guó)に力がないという理由で母親や娘、姉妹が被害に遭ったと考えてみろ！」などのコメントも寄せられた。（翻訳?編集/松村）