2017年7月16日、韓國(guó)?聯(lián)合ニュースによると、韓國(guó)監(jiān)査院は同日、K9自走砲操縦シミュレータ導(dǎo)入事業(yè)と飛行練習(xí)訓(xùn)練機(jī)（KT?100）導(dǎo)入事業(yè)の問(wèn)題點(diǎn)を指摘した。

監(jiān)査院によると、防衛(wèi)事業(yè)庁は契約金額70億ウォン（約7億円）のK9自走砲操縦シミュレータ導(dǎo)入事業(yè)を推進(jìn)し、15年8月3日に提案依頼書(shū)を公告し、同年9月22?24日の提案評(píng)価を経て、A社を優(yōu)先交渉対象者に選定した。

K9自走砲は、最高時(shí)速67キロで移動(dòng)しながら155ミリ口徑の砲弾を40キロ先まで飛ばすことができる兵器であり、操縦シミュレータは、コンピュータを利用しK9自走砲の操作方法を訓(xùn)練できる裝置だ。

監(jiān)査の結(jié)果、K9自走砲操縦シミュレータの提案評(píng)価の過(guò)程で、本來(lái)、韓國(guó)航空宇宙産業(yè)（KAI）が選定されるべきところ、誤った評(píng)価によってA社が選ばれたことが分かった。また、同事業(yè)を受注したA社は、防衛(wèi)事業(yè)庁の事業(yè)擔(dān)當(dāng)部長(zhǎng)だったB氏の妻名義の建物にA社大田（テジョン）支店が入居し、相場(chǎng)より高く家賃を支払い、B氏のおいをA社の従業(yè)員として採(cǎi)用するなど、B氏に経済的利益供與を行っていたことが分かった。

B氏は、同事業(yè)の提案要請(qǐng)書(shū)を検討?確定するなどの業(yè)務(wù)を総括したが、A社が契約する直前に職務(wù)回避（利害関係が発生する場(chǎng)合に公務(wù)員がその職務(wù)から外れること）を申請(qǐng)した。監(jiān)査院は、B氏が事業(yè)初期から職務(wù)回避を申請(qǐng)せず、A社の提案要請(qǐng)書(shū)が確定?発表され、事業(yè)の準(zhǔn)備が完了した後、契約などの行政手続きだけが殘った時(shí)點(diǎn)で職務(wù)回避を申請(qǐng)したと指摘している。

また、空軍は04年から06年までのロシアと兵器導(dǎo)入事業(yè)で飛行実習(xí)航空機(jī)（T?103）を?qū)毪愤\(yùn)用したが、15年末、設(shè)計(jì)壽命に達(dá)するとKAIと練習(xí)訓(xùn)練機(jī)（KT?100）23機(jī)を240億ウォン（約24億円）で購(gòu)入し、空士（空軍士官）生徒教育に運(yùn)用する契約を締結(jié)した。

これと関連し、監(jiān)査院が現(xiàn)在運(yùn)用中の訓(xùn)練機(jī)18機(jī)の実態(tài)監(jiān)査を行った結(jié)果、フラップの動(dòng)作異常が29回発生し、ブレーキ過(guò)熱現(xiàn)象も9回発生するなど、飛行安全上重大な欠陥が繰り返し発生しているが、迅速な補(bǔ)完が行われておらず、空軍の當(dāng)初導(dǎo)入の目的通りに訓(xùn)練機(jī)を運(yùn)用することが不可能な狀態(tài)で、訓(xùn)練機(jī)の品質(zhì)保証期間だけが経過(guò)していることが明らかになった。

通常の航空機(jī)の場(chǎng)合、稼働率は平均87％水準(zhǔn)であるが、KT?100が最初納品された16年4月から同年11月までの平均稼働率は26％に過(guò)ぎずなかった。このような狀況を受け監(jiān)査院は、操縦能力が不足している入門(mén)コースのパイロットの飛行の安全が懸念されると指摘した。

この報(bào)道を受け、韓國(guó)のネットユーザーからは「ここまで來(lái)たら、もう不正をやっている奴らは北朝鮮のスパイとみるべき」「敵は內(nèi)部にいた」「防衛(wèi)不正は國(guó)を売り飛ばす行為に等しい」「防衛(wèi)不正は軍と國(guó)民の安全を犠牲にした重大な犯罪」など、後を絶たない防衛(wèi)不正問(wèn)題に厳しい意見(jiàn)が多く寄せられた。

また、「やっと問(wèn)題が明らかになったといった感じだな」と、以前より知られていた問(wèn)題との認(rèn)識(shí)を示す意見(jiàn)もみられた。

その他に、「今、韓國(guó)は休戦中で停戦狀態(tài)ではないと言うのに…」とするコメントもあった。（翻訳?編集/三田）