2017年7月4日、韓國経済新聞によると、世界5位のエレベーターメーカー?日立製作所が韓國市場から撤退して18年ぶりに韓國に再進(jìn)出した。

投資銀行とエレベーター業(yè)界によると、日立製作所は6月22日、韓國法人「日立エレベーターコリア」を設(shè)立した。資本金43億2000萬ウォン（約4億2500萬円）、日本人と韓國人各1人が共同代表を務(wù)め、10月から本格的な営業(yè)に入る予定だ。

同社の韓國人共同代表は「今後數(shù)年以內(nèi)に工場設(shè)立を目指している」とし、「世界の超高層エレベーター市場の強者だけに、進(jìn)んだ技術(shù)力で勝負(fù)する」と述べた。

日立は三菱とともに日本國內(nèi)のエレベーターメーカーの先頭を走り、世界最大の市場である中國でシェア2位を記録、年間7萬臺以上を生産している。これは韓國の年間設(shè)置臺數(shù)（4萬3000臺）を超える規(guī)模だ。この6月には、中國?広州市CTFファイナンスセンタービルに移動速度が秒速21メートルの世界最高速エレベーターを設(shè)置し世界を驚かせた。

今年に入り、世界のエレベーター業(yè)界は韓國への投資を強化している。業(yè)界1位の米オーチス?エレベータ?カンパニーは9月、仁川（インチョン）市松島（ソンド）に大規(guī)模な研究開発センターと高度な生産設(shè)備の著工に入る。

また、世界3位のティッセンクルップ（ドイツ）は、昨年忠清南道（チュンチョンナムド）天安（チョナン）の工場自動化に100億ウォン（約9億8000萬円）を投資。世界6位の三菱も、2月松島に300億ウォン（約29億5000萬円）を投資し、エレベーター製造および研究開発施設(shè)を著工した。

世界のエレベーター企業(yè)が韓國市場に注目しているのは、韓國が中國、インドに次いで大きな市場だからだ。また、中國とも隣接しており、輸出にもメリットが大きい。業(yè)界関係者は「都市の人口密度が高い韓國のエレベーター市場は、毎年著実に成長する見通し」とし、「高齢化で低層建物のエレベーター需要が増え、都市再開発が急速に進(jìn)んでいるのも魅力的」と説明した。

この報道を受け、韓國のネットユーザーからは「たまに外食する時にエレベーターに乗ると、確かに日立や三菱の名前が目立つね」「日本は韓國製品を買ってくれないくせに、韓國では日本製品を売るのか」「日本は最新製品をもって再び韓國を侵略しに來る」など、日本企業(yè)に関連したコメントが多く寄せられた。

また、「韓國企業(yè)の競爭力はどうなんだ？なぜこんなに海外企業(yè)が押し寄せてくるんだろう」と自國企業(yè)の競爭力を懸念する聲もみられた。（翻訳?編集/三田）