2017年5月11日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、韓國(guó)で文在寅（ムン?ジェイン）氏が新大統(tǒng)領(lǐng)に就任したことで、中韓貿(mào)易が転換點(diǎn)を迎える可能性があると伝えた。

就任したばかりの文大統(tǒng)領(lǐng)だが、早くも「內(nèi)憂外患」?fàn)顟B(tài)にある韓國(guó)経済の回復(fù)に向けてどのような手腕を発揮するかについて注目が高まっている。

黒龍江省社會(huì)科學(xué)院東北アジア研究所の●志剛（ダー?ジーガン、●は竹かんむりに旦）所長(zhǎng)は、「韓國(guó)経済は現(xiàn)在、財(cái)閥體制、家庭債務(wù)の増加、青年失業(yè)率の高止まり、韓國(guó)企業(yè)の競(jìng)爭(zhēng)力低下などさまざまな問題を抱えている。経済の回復(fù)を維持するには雇用促進(jìn)、貧富の格差縮小、大企業(yè)制度の改革が必要だ。韓國(guó)社會(huì)は現(xiàn)在引き裂かれた狀態(tài)にあることから、文大統(tǒng)領(lǐng)の経済改革は穏便に一歩ずつ進(jìn)めていくことになるだろう」と分析している。

韓國(guó)?聯(lián)合ニュースによると、文大統(tǒng)領(lǐng)は今後、通商?外交分野における交渉能力を強(qiáng)化し、自國(guó)の利益保護(hù)の原則に立ったうえで、積極的に米トランプ政権による米韓FTA再交渉や貿(mào)易保護(hù)主義的行為、中國(guó)による高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）配備への反発に対応していくという。

●所長(zhǎng)は、文大統(tǒng)領(lǐng)の就任が中韓両國(guó)の経済貿(mào)易関係改善、両國(guó)間の観光や民間交流の回復(fù)にとって良い契機(jī)になるとした。しかしその一方で「中韓間の経済貿(mào)易関係悪化は政府レベルの影響のほかに、中國(guó)経済の減速、世界経済の回復(fù)力の弱さ、韓國(guó)企業(yè)による中國(guó)から東南アジアへの移転などといった市場(chǎng)的な要因も含まれている。改善にはなおも一定の試練が待ち受けている」と論じている。

また、文大統(tǒng)領(lǐng)が首相候補(bǔ)に選んだ李洛淵（イ?ナクヨン）氏は知日派であり、文大統(tǒng)領(lǐng)が日韓関係改善、日韓経済?貿(mào)易関係の深化を望んでいることの表れだと指摘している。（翻訳?編集/川尻）