2017年5月11日、環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）によると、韓國(guó)の第19代大統(tǒng)領(lǐng)に就任した文在寅（ムン?ジェイン）氏の故郷、慶尚南道巨済市の集落が、當(dāng)選を祝う人々でにぎわっている。

町の入り口には「おめでとう、文在寅第19代大統(tǒng)領(lǐng)」と書かれた橫斷幕が掲げられ、テレビ局も取材に訪れている。石壁にかわら屋根の実家は、今も文氏が住んでいたころのまま。新たに「文在寅大統(tǒng)領(lǐng)の生家」と書かれた看板が掲げられた。

周辺には文氏の実家を一目見ようと訪れた人たちが長(zhǎng)蛇の列を作っている。訪問(wèn)者の1人は「ずっとここに來(lái)たかった。たどり著いた時(shí)は感動(dòng)で涙が流れた」と感無(wú)量の様子で語(yǔ)った。集落全體が今回の當(dāng)選にわいており、餅や麺をふるまうなどお祝いムードが続いている。

文氏は1953年1月、同市で生まれた。両親は朝鮮戦爭(zhēng)で北朝鮮側(cè)から逃れてきた難民で、幼いころ家は貧しかった。父は捕虜収容所で働き、母は路上で物を売って生計(jì)を立てていたという。釜山市の小學(xué)校に上るまで、文氏は少年時(shí)代をここで過(guò)ごした。同市からは第14代の金泳三（キム?ヨンサム）氏に続き、2人目の大統(tǒng)領(lǐng)が誕生したことになる。（翻訳?編集/大宮）