日本政府は「食中毒の危険がある」ことを理由に先月1日から韓國産ヒラメなどに対する衛(wèi)生検査を強(qiáng)化しているが、韓國?SBSが25日に「日本の研究結(jié)果に深刻な誤りがあった」と報じ、注目を集めている。

日本は先月1日から、韓國産ヒラメの輸入量に対する衛(wèi)生検査の割合を20％から40％に引き上げた。この影響でヒラメの輸出量は3分の1以上減少したという。日本の検査強(qiáng)化措置は、韓國による福島など8県産水産物の輸入禁止をめぐる訴訟で世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）が韓國勝訴を言い渡した直後に発表されたため、韓國では「事実上の対抗措置」とみる聲が多く上がっていた。

日本は検査を強(qiáng)化する理由として「2011年に韓國産ヒラメから食中毒を引き起こす寄生蟲のクドアが発見された」と説明した。クドアは韓國の済州島で養(yǎng)殖されたヒラメの4～5％から検出されたという。しかし記事は「日本がクドアを食中毒の原因だと主張する根拠は2012年に発表された日本人學(xué)者の論文だが、それには深刻な誤りがある」と指摘している。論文は「生後4～5日の実験用マウスにクドアを投入したところ、17匹のうち11匹に食中毒の癥狀が見られた」との內(nèi)容だが、韓國と中國の學(xué)者が同一條件で行った実験では癥狀が確認(rèn)されなかった。そのため韓國の學(xué)界では「別の原因も考えられるにもかかわらず、日本はクドアが原因だと斷定した」と指摘する聲が上がっているという。

また日本人學(xué)者は2015年、特定の食中毒事件について疫學(xué)調(diào)査を行ったところ、食中毒にかかった人の全員が済州島で養(yǎng)殖されたヒラメを食べていたとの結(jié)果を発表した。これについても記事は「食中毒にかかっていない人の90％も同じヒラメを食べたとの部分が考慮されていない」と指摘している。

最後に記事は「済州島のヒラメを輸入する際にクドアの検査をする國は日本のみだ」とも伝えている。

これに韓國のネットユーザーからは「日本は本當(dāng)に稚拙なことをする國だ」「歴史も研究も歪曲（わいきょく）するのか？」など批判の聲が続出している。

その他「韓國も日本の農(nóng)産物に対する検査を強(qiáng)化するべき」「お互いに自分の國の水産物を食べればいいよ」「一番いいものを日本にあげていたのに。ちょうどよかった。私たちが食べよう」「日本製品を買っていたお金で済州のヒラメを買おう」などと主張する聲も上がっている。（翻訳?編集/堂本）