2017年10月25日、韓國?マネートゥデイによると、韓國からアジアへの海外旅行費(fèi)用が、國內(nèi)の済州島（チェジュド）旅行よりも割高だとの調(diào)査結(jié)果が明らかになった。韓國では日本など海外へ旅行する人が近年急増、ネット上ではその理由として「海外旅行の方が國內(nèi)よりも安い」ことがよく指摘されているが、この「通説」を覆す結(jié)果だ。

世宗（セジョン）観光産業(yè)研究所と韓國の調(diào)査會社?コンシューマーインサイトが、今年7?9月の國內(nèi)旅行と、同3?9月の海外旅行の內(nèi)容を比較した結(jié)果、海外旅行の1日平均費(fèi)用は國內(nèi)旅行の約3倍、済州島旅行との比較では約2倍に達(dá)していた。

調(diào)査では、3泊4日の旅行を基準(zhǔn)とし、旅行に付隨する旅行用品への支出や旅先でかかった費(fèi)用をすべて合わせた総旅行費(fèi)用を比較した。この結(jié)果、海外旅行（アジア）の1人當(dāng)たりの総費(fèi)用は、平均93萬1000ウォン（約9萬4000円）、國內(nèi)旅行は平均28萬9000ウォン（約2萬9000円）となり海外が國內(nèi)の3．2倍となった。

また、飛行機(jī)を利用した済州島旅行の場合、1人1日當(dāng)たりの平均費(fèi)用は10萬6000ウォン（約1萬700円）。一方、日本旅行は、個人旅行で20萬5000ウォン（約2萬800円）、団體パッケージ旅行で28萬7000ウォン（約2萬9000円）となり、済州島旅行のそれぞれ1．9倍、2．7倍となった。東南アジア旅行（中國を含む）の場合も、個人22萬3000ウォン（約2萬2600円）、団體24萬6000ウォン（約2萬4800円）で、済州島旅行費(fèi)用のそれぞれ2．1倍、2．3倍となった。

調(diào)査を行った関係者は「超低価格な海外旅行と、ピーク時期の豪華國內(nèi)旅行を単純比較しない限り、海外旅行が（國內(nèi)旅行より）安くなる可能性はほぼない」とし、「海外旅行に行くなら、済州島旅行費(fèi)用の2倍は支出する覚悟をするのが常識的だ」と述べた。

この報道に韓國のネットユーザーからは5000を超えるコメントが寄せられているが、「うそだな」「平均でデータを出すこと自體が間違い」など、調(diào)査方法や結(jié)果に疑問を呈する意見が大半のようだ。コメント欄には「済州島旅行で10萬6000ウォンって、宿泊は野宿で、移動は徒歩？」「済州島のラーメンがいくらするか知らないの？」「済州島の食事は最低でも1萬5000ウォン（約1500円）。日本より高い」といった聲が並び、特に済州島旅行の平均費(fèi)用に「疑い」を向けるものが多い。

また、「値段は2倍でも満足度は海外旅行の方が10倍高い」「ぼったくり価格を計算に入れてないんだね」「國內(nèi)の観光地のぼったくりを抜いたら話にならない」といった反応も多く見られた。（翻訳?編集/三田）