宇宙開発で日本は中國に後れを取ったとの日本メディア報道に「日本は今後、普通の小國という立ち位置に慣れる必要がある」―中國ネット

Record China    2017年5月12日(金) 6時20分

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11日、日本が宇宙開発で中國に後れを取ったとの報道に、中國のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料寫真。

2017年5月11日、中國メディアの観察者網(wǎng)は日本メディアの報道を引用し、宇宙開発で中國に後れを取った日本は、新たな戦略が必要だとする記事を掲載した。

記事は、中國の「天舟1號」が無人宇宙実験室「天宮2號」とドッキングし、燃料注入に成功したことに觸れ、宇宙ステーションに食料や物資などを補(bǔ)給する貨物船は、宇宙飛行士の長期滯在に欠かせないものだと、この成功の意義を強(qiáng)調(diào)した。

90年代までは宇宙開発で日本が優(yōu)位だったものの、今では中國に後れを取るようになった。その理由について記事は、日本メディアが中國の宇宙開発には膨大な軍事予算があるためだと分析していると紹介。別の理由として、日本が米國のスペースシャトルへの便乗で満足している間に、中國は長征ロケットの技術(shù)を著々と積み上げてきた、その計畫性にあるとした。

記事は、日本の宇宙開発は歐米と比較しても相當(dāng)遅れており、コスト面からも日本のビジネス展開は苦戦を強(qiáng)いられると分析。そのため、日本は各國との競爭に勝利するためには専門的なハイテク技術(shù)に特化した獨(dú)自性の高い戦略が求められると主張した。

しかし記事は、日本メディアが宇宙強(qiáng)國を目指す中國はGPS「北斗」の確立を急いでいて、今後も多くの衛(wèi)星を投入することが予想されるため、「宇宙空間を殘骸や破片で汚す行為は慎むべきだ」と余計なひと言を加えたと伝えた。

これに対し、中國のネットユーザーから「日本は中國のことがうらやましくて憎らしくてたまらないのだろう」、「日本は今後、普通の小國という立ち位置に慣れる必要がある」などのコメントが寄せられた。

また、「日本に戦略なんてあったことがあるのか?」、「日本の宇宙開発技術(shù)の実力と野心は疑いようがない。でも日本にはお金があるのか?そして米國の同意を得られたのか?」との意見もあった。(翻訳?編集/山中)

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