皆勤賞や業(yè)績賞なら聞いたことがあるものの、「ダイエット手當(dāng)て」は聞いたことがないのではないだろうか。陝西省西安市のある會社が最近、ダイエットを推奨するために、1カ月で500グラム減量した従業(yè)員に100元（約1650円）を支給し、1．5キロ以上で賞を授與するというキャンペーンを1年間限定で実施している。そのおかげで、従業(yè)員たちの頭の中は「ダイエット」でいっぱいになっているようだ。西部網(wǎng)が伝えた。

この會社で働いている女性従業(yè)員の周薇さんが最近ハマっていることは、體重測定とショッピングサイト?淘寶でのネットサーフィン。

周さんは、「水を入れに行ったりする時(shí)に體重計(jì)の前を通るたびに體重を測っている。水を飲んだだけでも體重が増えるんじゃないかとビクビクしている」 とし、暇ができると淘寶にアクセスしている理由について、「前著ていた服がブカブカになってしまったから」と説明した。

この會社ではダイエット手當(dāng)てを今年3月1日から導(dǎo)入し、それ以降は「ダイエット」が従業(yè)員の一番の話題となっている。周さんによると、毎月、従業(yè)員の半數(shù)以上が「ダイエット手當(dāng)て」を受け取っており、周さん自身は2カ月で10キロ痩せて、計(jì)2000元（約3萬3000円）もらったという。

食事制限をするほか、周さんは毎日ジムにも通っている。一方、會社の社長はダイエットが続かず全く痩せることができていない。しかも、従業(yè)員たちが日に日に痩せる姿を目にし、計(jì)1萬元（約16萬5000円）以上の手當(dāng)てを彼らに支給しているため、「つらい！」と肩を落としているという。

同社の王學(xué)寶?董事長は、「全く予想外の展開でちょっとつらい。當(dāng)社の従業(yè)員は事務(wù)所で座っている時(shí)間が長く、ほとんど動かない。そのため、私も含めて體重が増えすぎている。従業(yè)員がみんな參加できるダイエットキャンペーンを通して、みんなが良い意味で競爭できる會社の空気を作りたかった」と説明した。

さらに、「みんな単に手當(dāng)てがほしいわけではない。私がこの手當(dāng)てを設(shè)置したのも、『ダイエット、ダイエット』と口々に言いながら、なかなか実行できない人が多いためだ。今は原動力ができたので少しは行動に移しやすくなっている。今後は私もがんばって痩せて、ダイエット手當(dāng)てをもらいたい」と語った。 （提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN）