2017年5月12日、韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)は、在韓米軍への高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）配備により「韓國(guó)経済は深刻な打撃を受けている。中國(guó)からの直接投資は今年、昨年の12分の1に急減している」とする記事を掲載した。參考消息網(wǎng)が伝えた。

韓國(guó)現(xiàn)代経済研究院が3日発表した報(bào)告書(shū)によると、THAAD配備を受け、韓國(guó)経済は今年8兆5000億ウォン（約8600億円）の経済的損失をこうむる見(jiàn)通しだ。國(guó)內(nèi)総生産（GDP）の0．5％前後の規(guī)模に相當(dāng)する。中央日?qǐng)?bào)によると、中國(guó)人観光客の大幅な減少で、観光業(yè)への打撃が最も著しい。同院は観光分野の経済損失が7兆1000億ウォン（約7100億円）に達(dá)すると予測(cè)。全損失額の80％以上を占める。さらに、輸出関連で1兆4000億ウォン（約1400億円）、文化関連で87億ウォン（約8億7000萬(wàn)円）の損失が出るとみられる。

韓國(guó)観光公社は4月12日に発表した最新データで、「THAADの影響で3月6日から4月9日までに中國(guó)から韓國(guó)を訪(fǎng)れた観光客が前年同期比63．6％減の約33萬(wàn)人にとどまった」と指摘。5月になっても客足は伸びず、最終的に7兆ウォン（約7000億円）の損失が出ると試算した。韓國(guó)観光業(yè)界の中國(guó)の依存度は非常に大きく、免稅店の販売額で64％、顧客數(shù)で78％を中國(guó)人が占めている。

一方、投資への打撃も大きい。観光や流通分野に比べて損失額は小さいものの、中國(guó)からの直接投資は前年に比べて今年は12分の1の規(guī)模にとどまっている。（翻訳?編集/大宮）