2017年5月15日、中國(guó)の習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席が提唱するシルクロード経済圏構(gòu)想「一帯一路」をテーマとした初の國(guó)際會(huì)議が閉幕した。この中國(guó)の今年最大の外交イベントを國(guó)営メディアが大々的に報(bào)道する一方で、中國(guó)主導(dǎo)の海外投資イニシアチブに対する北京市民の反応には溫度差が見られるという。米ボイス?オブ?アメリカの中國(guó)語ニュースサイトが伝えた。

記事によると、習(xí)主席が14日の開幕式で、「一帯一路」國(guó)際開発プロジェクトの支援に數(shù)千億元を投資すると発表したことに、北京市民からは「中國(guó)の國(guó)力と國(guó)際的な影響力の増加を示すものだ」と歓迎する聲が出ている。また「新たなビジネスや雇用が創(chuàng)出される」との期待感も多い。

一方で記事は、この大規(guī)模な海外投資プロジェクトに関心を示さず、中には不満を口にする市民も少なくないと伝えている。中國(guó)國(guó)內(nèi)では官僚の汚職や環(huán)境汚染、貧困、年金など解決すべき課題が山積している。市民からは「外國(guó)を支援する以前に、國(guó)民の生活?生計(jì)の改善に優(yōu)先的に取り組むべきだ」「北朝鮮を支援した結(jié)果が、核による脅威となって返ってきた」「國(guó)內(nèi)の多くの問題が解決を待たれる中で、先に外國(guó)で大量の資金をばらまくのか」などの聲が聞かれているという。（翻訳?編集/柳川）