Record China 2017年8月4日(金) 16時(shí)50分
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米本土を射程に入れるICBMの発射実験を繰り返すなど相変わらず強(qiáng)気の北朝鮮。最も恐れているのは米國の武力攻撃だが、「できない」と自信たっぷりの様子だ。中國についても「何もしない」と踏んでいるかに見える。寫真は北朝鮮。
2017年8月4日、米國の度重なる警告にもかかわらず、米本土を射程に入れる大陸間弾道弾(ICBM)の発射実験を繰り返すなど相変わらず強(qiáng)気の北朝鮮。最も恐れているのは米國の武力攻撃だが、「できない」と自信たっぷりの様子だ。中國についても「何もしない」と踏んでいるかに見える。
北朝鮮が強(qiáng)気なのは韓國を「人質(zhì)」に取っているためだ。北朝鮮は軍事境界線沿いに數(shù)百門の長距離砲を展開。約1000萬人が住む首都ソウル中心部までの距離は約40キロで、砲門が一斉に開けば1時(shí)間に數(shù)千発の砲弾が降り注ぐ。短距離ミサイルも韓國全土を狙っている。
米安全保障筋によると、米國防省は米國の攻撃に対する北朝鮮の報(bào)復(fù)によって、韓國市民多數(shù)が殺傷されるだけでなく、ソウル周辺に在住する米國人約3萬人と駐在米軍約2萬9000人の多くが犠牲になると予測。北朝鮮への軍事攻撃に直ちに踏み切るのは困難と判斷しているという。
中國も「米國の北朝鮮攻撃はない」と判斷しているとされ、米ブルームバーグ通信は「多數(shù)の死者を出すことが避けられない北朝鮮との戦爭にトランプ政権が踏み切ることはないと中國はみている」と伝えた。この中では中國の専門家の「軍事オプションはリスクが過度に高くなるため、実際に採用されることはないだろう。中國への圧力を強(qiáng)めるための材料だ?,F(xiàn)実的な選択肢というより脅迫の類いだ」との見方を紹介している。
聯(lián)合ニュースによると、今月21日から始まる米韓合同軍事演習(xí)「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)に向け、米國は原子力空母「ロナルド?レーガン」と「カール?ビンソン」の2隻を朝鮮半島周辺に派遣する。これに北朝鮮が強(qiáng)く反発するのは必至で軍事的緊張がさらに高まりそうだが、偶発的な衝突は別にして春先の米韓合同軍事演習(xí)時(shí)と同様、「開戦」となる可能性は低そうだ。
一方、北朝鮮経済を支える中國は、これ以上の制裁強(qiáng)化に極めて消極的だ。相次ぐICBM発射を受け、日本が7月末、北朝鮮への獨(dú)自制裁として、新たに中國企業(yè)2団體を含む計(jì)5団體と9個(gè)人を資産凍結(jié)の対象とする追加措置を打ち出すと、中國外交部の陸慷報(bào)道官は「國連安保理の枠外で単獨(dú)制裁を行うことに斷固反対する」として撤回を要求した上で、「制裁を?qū)g行すれば中日関係に重大な損害をもたらすことになり、その責(zé)任は日本側(cè)が負(fù)わなければならない」と強(qiáng)い不快感を表明した。
米國の武力攻撃で北朝鮮の現(xiàn)政権が崩壊することは、中國にとって望まないシナリオで、中國は米朝雙方をけん制しながら、2カ國間の対話を促す従來路線を踏襲するとみられる。朝鮮半島情勢は打開の決め手を欠いたまま、核?ミサイル開発に突き進(jìn)む北朝鮮のペースで當(dāng)面、推移しそうな雲(yún)行きだ。(編集/日向)
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