2017年6月15日、仏國(guó)際放送局RFIの中國(guó)語(yǔ)版サイトは、米國(guó)のマティス國(guó)防長(zhǎng)官が「北朝鮮との戦爭(zhēng)は深刻な被害をもたらす」と発言したことを伝えた。

記事は「米政府は現(xiàn)在、北朝鮮が世界の平和と安全にとって最大の脅威であると認(rèn)識(shí)しており、軍事力を行使する選択肢も殘している」と指摘。マティス長(zhǎng)官が15日に米國(guó)議會(huì)內(nèi)の委員會(huì)で「北朝鮮との戦爭(zhēng)が起これば米國(guó)とその同盟軍が勝利することは間違いないが、現(xiàn)地の市民に非常に深刻な被害をもたらすことになる」と語(yǔ)ったことに觸れ、「日本も大きな被害を受けることになる」としている。

同長(zhǎng)官はまた「北朝鮮は國(guó)境地帯に大量の砲兵とミサイルを配備しており、戦爭(zhēng)が起きれば連合軍がミサイル設(shè)備を破壊する前にソウルが攻撃され、甚大な被害が出るだろう。わが國(guó)はこんな戦爭(zhēng)の光景を見たいとはみじんも思っていない。米國(guó)は戦爭(zhēng)回避のために全力を盡くし、外交手段で北朝鮮の核危機(jī)を解決する」と述べた。

マティス長(zhǎng)官は、5月20日に米國(guó)防総省で行われた記者會(huì)見でも「軍事手段で北朝鮮の核計(jì)畫を阻止すれば、想像できない悲劇が起きる。國(guó)連、中國(guó)、日本、韓國(guó)と協(xié)力して衝突回避の方法の模索に力を盡くす」とコメントしている。

マティス長(zhǎng)官は、先週中國(guó)が北朝鮮政府関係者14人に制裁を與える國(guó)連安保理決議に賛成票を投じたことを挙げ、中國(guó)が北朝鮮問題で積極的な姿勢(shì)を示していることを評(píng)価。來(lái)週にはティラーソン國(guó)務(wù)長(zhǎng)官とともに、ワシントンで中國(guó)の関係者と北朝鮮問題について協(xié)議を行うことを明かしている。（翻訳?編集/川尻）