夏休みや冬休みになると、中國のほとんどの子どもは、塾や習(xí)い事に忙しい日々を送り、加えて學(xué)校から出された大量の宿題があるため、學(xué)校に通っている時(shí)よりも負(fù)擔(dān)が大きくなることが多い。一方、日本には、春休み、夏休み、冬休みがあり、學(xué)校はそれら休みの時(shí)にたくさんの宿題を出すことはほとんどない。では、子どもたちは長期休暇をどのように過ごしているのだろう？（文：張冠楠。光明日?qǐng)?bào)掲載）

■勉強(qiáng)一辺倒にならないよう子どもたちに社會(huì)體験

見聞を広めるためには、たくさん勉強(qiáng)するか、たくさん旅をしなければならないと言われる。この2つに甲乙はなく、たくさん旅をすることの意義は、たくさん勉強(qiáng)することに劣るわけではない。そのため、日本人は夏休みになると、社會(huì)経験を積ませようと、子どもにいろんな活動(dòng)に參加することを勧める。文化や知識(shí)を?qū)Wぶこと、自然に觸れること、社會(huì)を體験することなどは、どれも大切なことだ。例えば、學(xué)校はゴミ拾いなどの環(huán)境保護(hù)活動(dòng)を企畫したり、農(nóng)家に行って畑仕事や田植えなどを見學(xué)させたり、體験させたりして、食べ物がどのようにしてできるのかということについて子どもたちに教える。

■學(xué)生の個(gè)性を伸ばす活動(dòng)

日本の小中學(xué)校にはサッカーや登山、ブラスバンドなどのクラブがある。子どもたちは自分の趣味や興味に合わせて所屬するクラブを選ぶことができる。ほとんどの學(xué)校には、バラエティに富むクラブがあり、ほとんどの生徒がクラブに參加している。また、日本の學(xué)校は夏休みや冬休みでも體育館が開放されており、クラブ活動(dòng)が行われているほか、體育館で運(yùn)動(dòng)して體力づくりをするよう、生徒に提唱している。日本は集団活動(dòng)を重視しており、長期休暇に海辺や山に行って「合宿」をし、生徒たちが衣食住を共にするよう企畫する學(xué)校も多い。

■一つの事を掘り下げて學(xué)ぶ能力を培える自由研究

日本にはさらに、「自由研究」というものがある?！缸杂裳芯俊工趣?、自分が興味ある分野を自由に研究することだ。日本で、「自由研究」は40年以上の歴史がある?！缸杂裳芯俊工纫豢冥搜预盲皮狻⒋螭蓼史忠挨ⅳ?、ルールや流れも決まっている。自由研究の分野には、科學(xué)、理科の実験、図畫工作、植物や昆蟲の観察、社會(huì)?科學(xué)の調(diào)査などがある。これらの分野から、一つを選び、1カ月ほどかけて研究を行う。そのような研究型の學(xué)習(xí)により、子どもたちは自主的に學(xué)習(xí)する意識(shí)や何かを深く研究する精神を向上させることができ、ポテンシャルの発掘にもつながる。そして、將來したいことを見つけるのにも役立つ。

このようにバラエティに富む長期休暇を送る日本の子どもたち。中國もその効果的な方法に學(xué)ばなければならない。そして、學(xué)校教育と社會(huì)教育、家庭教育をうまくリンクさせ、バランスを取らなければならない。「勉強(qiáng)するときはしっかり勉強(qiáng)し、遊ぶ時(shí)は思いっきり遊ぶ」。これは、提唱する価値のある観點(diǎn)、學(xué)習(xí)方法ではないだろうか。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集KN）