2017年5月16日、中國(guó)共産主義青年団北京市委員會(huì)の機(jī)関紙?北京青年報(bào)は「重要な節(jié)目では必ず、この日本人は使命を帯びて中國(guó)にやってくる」と題した記事を掲載した。

「一帯一路」サミットに日本代表として出席した自民黨の二階俊博幹事長(zhǎng)は釣魚(yú)臺(tái)國(guó)賓館（迎賓館）で中國(guó)の習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席と會(huì)談。安倍首相の3ページにわたる直筆の親書(shū)を手渡し、會(huì)談は17分に及んだ。

習(xí)主席は會(huì)談の際、二階氏について、中國(guó)の人々にとって長(zhǎng)年日中友好に盡力してきた「老朋友（古くからの友人）」だとした。このように述べるのは、立場(chǎng)は変わっても日中友好への姿勢(shì)は変わらない二階氏に対する習(xí)主席の認(rèn)識(shí)が如実に表れていると記事は指摘した。

2017年は日中國(guó)交正常化45周年、18年は日中平和友好條約の締結(jié)から40周年という節(jié)目に當(dāng)たる。中國(guó)を訪問(wèn)する前、二階氏は「日中間の意思疎通は極めて重要」と話しており、會(huì)談後の會(huì)見(jiàn)では、15年5月に會(huì)談した際と比べると、「今回は日中関係が徐々に好転していることが実感できた」と話した。

二階氏は15年3月のボアオ?アジア?フォーラムで、習(xí)主席に3000人訪中団の計(jì)畫(huà)と中國(guó)の協(xié)力を求めると、習(xí)主席は歓迎の意で応じた。そして5月、日中友好文化交流団を引き連れ再び訪中。習(xí)主席自身があいさつを述べ、民間交流を重視する姿勢(shì)を示している。

1939年に和歌山県に生まれた二階氏は現(xiàn)在78歳。記事は二階氏がこれまで何度も中國(guó)を訪れていることを伝えており、中國(guó)の公式メディアが日本の政治家をこのように高く評(píng)価する記事を掲載するのは極めて珍しいことだと、アナリストは話している。（翻訳?編集/岡田）