なぜ?韓國で殺人犯への「懲役10年」刑が重過ぎると批判殺到=韓國ネット「男が女を殺しても3年なのに」「誰のための法律なのか分かりゃしない」

Record China    2017年6月3日(土) 16時(shí)0分

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2日、娘の通う高校の教師を殺害し娘の「復(fù)讐」を遂げた韓國の40代の母親に懲役10年の刑が宣告されたが、この判決が韓國で批判にさらされている。寫真は韓國のパトカー。

2017年6月2日、娘の通う高校の教師を殺害し娘の「復(fù)讐(ふくしゅう)」を遂げた韓國の40代の母親に懲役10年の刑が宣告されたが、この判決が韓國で批判にさらされている。韓國?聯(lián)合ニュースなどが伝えた。

清州地裁は同日、娘の就職相談を擔(dān)當(dāng)していた教師を兇器で殺害した罪に問われた母親のキム(46)に対し懲役10年を言い渡した。キムは今年2月、當(dāng)時(shí)高校3年の娘から「教師にわいせつな行為をされた」との告白を聞き激怒、自宅近くのカフェで教師と面會した際に、持っていた兇器で教師を複數(shù)回刺し殺害したとして逮捕?起訴されていた。

裁判所は、キムの娘が被害に遭った事実は認(rèn)めながらも、兇器をあらかじめ用意するなど犯行は計(jì)畫的で、法で認(rèn)められない私的な復(fù)讐に當(dāng)たるとして「厳重に処罰する」とした。また、「わいせつ犯罪者」のレッテルを貼られた被害者の遺族が転居を余儀なくされるなど、2次被害や名譽(yù)毀損(きそん)の被害に遭っているにもかかわらず、キムが遺族らに弁済しようとする意思も示さなかったと量刑理由を説明した。

事のいきさつが明らかになった2月、すでに事件は韓國で大きな社會的反響を起こしていたが、メディアが今回の判決を「厳罰」「重刑」などと報(bào)じるや、ネット上では短時(shí)間に數(shù)千のコメントが集まる騒ぎとなっている。

その多くがキムに同情し判決を批判するもので、「これはない」「あんまりだ。飲酒運(yùn)転で人を死なせてもここまで重い刑にはならない」「執(zhí)行猶予はこういう時(shí)に使うもの」「懲役3カ月くらいにしかならないと思うが」「そもそも被害者がわいせつ行為をしなければ殺人もしなかったはず」「教師は殺されても仕方ない男だったんだ」などの聲が多くの共感票を得ている。

また最近、同居していた女性に暴行を加え殺害、遺體をコンクリート詰めにしたとして起訴された39歳の男に控訴審で懲役3年が言い渡された件と比較し、「男が女を殺して埋めても3年なのに。性別によって刑が違い過ぎる」「基準(zhǔn)はいったい何なんだ?裁判官の頭の中はどうなってる?」といった指摘も。

さらに「法改正が必要」「誰のための法律なのか分かりゃしない。こんなことだから國民が法を執(zhí)行するしかなくなるんだ」「こうなると思ったよ。ヘル朝鮮(地獄のような韓國)には期待もしない」と諦めのコメントもあった。(翻訳?編集/吉金

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