人民網日本語版 2017年5月17日(水) 23時10分
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オンタリオコンベンションセンターで現地時間10日に開催された「チャイナ?レディ?セミナー」において、中國人観光客の習慣に関して研究している専門家は、「中國人観光客は、総じて新しい物好きだ」と指摘した。寫真は中國人観光客。
オンタリオコンベンションセンターで現地時間10日に開催された「チャイナ?レディ?セミナー」において、中國人観光客の習慣に関して研究している専門家は、「中國人観光客は、総じて新しい物好きだ。彼らを惹きつけるためには、新しい?便利?美食など多くの面から商品やサービスを開発する必要がある」と指摘した。米「ワールドジャーナル(世界日報)」の報道を引用して中國新聞網が伝えた。
中國人観光客に関するコンサルティング企業(yè)に長年勤めるSage Brennan氏は、「中國人観光客、特に若者世代は新鮮かつ刺激的な物事が大好きで、新しいブランド、新しい観光地、新しい楽しみ方を追い求めている。たとえばぜいたく品では、伝統(tǒng)的な高級ぜいたく品ブランドを好む以外に、個性を追求する傾向もどんどん高まっている。観光商品に対するニーズも同じで、行ったことのない場所に行きたがり、體験したことのないレジャーに挑戦したいと思っている。したがって、若者たちを惹きつけるためには、絶えず新たな商品やサービスを開発していかねばならない」と話した。
Brennan氏は、「數年に及ぶ発展を経て、米國での中國人観光客の購買力は増加の一途をたどっている。中國からの観光客のみならず、米國で學ぶ中國人留學生も同様だ。特に、中國人留學生の購買力は非常に高く、言葉の壁もないことから、彼らの遊び方はいっそう多様化している。米國人の若者と同じやり方で遊ぶだけではなく、自分たち獨自の遊び方も形成しつつある」と続けた。
グルメも、中國人観光客がますます注目するポイントとなっている。たとえば、ビバリーセンターなど一部の商業(yè)施設では、改裝前はレストラン、特に中國料理店はほぼ皆無だった。これは、買い物に訪れる中國人観光客にとってかなり不親切な環(huán)境だった。中國人観光客は、西洋料理が1日か2日続くだけなら特に問題はないが、それ以上になると、中國料理が食べたくなる。これを踏まえ、ビバリーセンターには改裝後、さまざまな飲食サービスが登場し、中國人観光客に対してより良いサービスが提供されるようになった。
中國のオンライン消費とオンライン取引がどんどん発達するにつれて、米國企業(yè)もそれに応じた発展が求められている。米國での中國人観光客の消費行動をさらに利便化するため、Eコマース企業(yè)と米國の主要商店が協(xié)力し、中國人観光客による支付寶(アリペイ)や微信(Wechat)による決済も可能となった。
業(yè)者の尹旭氏は、「微信やアリペイによる決済手數料は、中國のクレジットカードやDiscoveryシステムを利用した銀聯カードの手數料より安いし、微信やアリペイのプラットフォームでは、人民元を米ドルに両替したうえで、現地商店の銀行口座から支払うことが可能だ。このようなやり方ならば、中國人観光客は米國旅行の際に、それほど多額の現金を持ち歩く必要はない」と説明した。
宿泊業(yè)に従事するTom氏は、「中國人と商売するのは決して簡単ではない。中國人観光客の特徴やニーズが大変複雑であるためだ。例えば、若者たちは、客室內に電気ポットがなくても平気だが、年長者にとってお湯は必需品となっている。したがって、お互いに対する尊重と理解を土臺として、相互理解を深め、彼らの特徴とニーズを細分化する必要がある」との見方を示した。(提供/人民網日本語版?編集KM)
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