2008年4月16日、広東省珠海から北京に向うフライトが、離陸中のバードストライク（鳥の衝突）により緊急停止。點(diǎn)検のため、乗員乗客は全員近くのホテルで「待機(jī)」となったが、1人の乗客が機(jī)長ら乗務(wù)員の飲酒現(xiàn)場を目撃。とっさに撮影した「証拠寫真」をネットに投稿し、激しく抗議している。國営中央テレビ（CCTV）が報じた。

【その他の寫真】

「証拠寫真」を投稿した趙（チャオ）さんによると、航空會社の係員は當(dāng)時、「點(diǎn)検終了後、すぐに出発するから」と説明し、乗客をホテルのレストランに案內(nèi)した。機(jī)長ら乗務(wù)員も一緒だったが、なぜか自分達(dá)だけ「個室」に入る。他の乗客も個室を要求したが、航空會社に拒否された。そのうち趙さんは、ビール瓶を持った乗務(wù)員が個室に入るのを目撃。後をつけて中を覗くと、制服姿の機(jī)長やスチュワーデスなどの乗務(wù)員が、ビール片手に宴會を楽しんでいた。

「とっさに攜帯電話のカメラで寫真を撮った。待機(jī)中の身でビールを飲むなんて言語道斷。乗客の命を何だと思っているのか」と激しい怒りを露わにする趙さん。航空會社は、「當(dāng)時すでにフライトキャンセルが決まっていた」と弁明するが、趙さんは「その時點(diǎn)でキャンセルの話は聞いていなかった」と話す。

結(jié)局翌日の朝にフライトは振り替えられたが、「機(jī)長は昨晩どれくらい飲んだのか。あの後廊下でばったり會ったが、かなり泥酔していた。注意したら毆られそうになった」と趙さんは怒りが収まらない。「腹いせに寫真をネットに公開した。関係者は反省して欲しい」と語っていた。（翻訳?編集/NN）