2017年5月16日、米誌ナショナル?インタレストは、「中國(guó)はアジアにおいてどうやって米國(guó)を打ち負(fù)かそうとしているのか」とする記事を掲載した。18日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えている。

記事は、米軍がアジア太平洋地域で頻繁にアクションを起こす一方で、米軍が長(zhǎng)きにわたって中國(guó)の軍事的発展を軽視してきたと指摘?！钢袊?guó)は米國(guó)の盟友を自陣に引きずり込もうとしている」「米國(guó)のアジアに対する縛りが弱まっている」などの理由を挙げ、「現(xiàn)狀が続けば米國(guó)は最終的に戦略上の羽交い締め狀態(tài)に陥る」と論じた。

米國(guó)が中國(guó)の軍備増強(qiáng)を軽視してきた証左として、記事はデニス?ブレア元司令官が「南シナ海の人工島は10分程度で破壊できる」と楽観的に述べたことや、 ハリー?ハリス現(xiàn)司令官が「中國(guó)の潛水艦はフォードのT型、われわれの潛水艦はコルベット」と発言したことなどを列挙。2014年と16年に中國(guó)を環(huán)太平洋軍事演習(xí)に招待したことも、中國(guó)に対する危機(jī)感欠如の表れであるとした。

記事は「米中が対決すれば、強(qiáng)大な米軍が中國(guó)人民解放軍を打ち負(fù)かすかもしれない。そして、両國(guó)の衝突がフェーズ0から交戦狀態(tài)のフェーズ1、戦爭(zhēng)段階のフェーズ2へと自動(dòng)移行すると考えるかもしれないが、それは誤りだ。仮に中國(guó)が尖閣諸島を奪いにかかったとしよう。米國(guó)はその時(shí)、巨大な代価を支払わなければフェーズ0から抜け出せないことを悟るのだ。相手をフェーズ0から出さないことこそ爭(zhēng)いのセオリーだが、それは相手を重視することによってできることなのである」としている。（翻訳?編集/川尻）