2017年5月18日、環(huán)球時報(bào)によると、コリアタウンとして知られる中國北京市の望京エリアで、「韓國色」が影を潛めつつある。

「望京の雰囲気が変わった」と話すのは、5年前に韓國から北京にやって來たある女性だ。女性は北京の名門大學(xué)を卒業(yè)し、現(xiàn)在は同エリアにあるインターネット企業(yè)に勤務(wù)。以前の街の雰囲気は韓國國內(nèi)を思わせるものだったが、今では建ち並ぶ店の看板から「韓」の文字が消え、ここを去る韓國人も増えているという。

記事によると、在韓米軍の高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）配備問題で中韓関係が悪化して以降、韓國人の“望京離れ”は増加している。前述の女性は「（韓國人に対する）中國人の態(tài)度も変わった」と指摘。タクシーの運(yùn)転手からTHAADに対する批判を聞かされたり、エレベーターの中で韓國語を話すと周囲の人からじろじろ見られることもあったそうだ。同エリアにある韓國企業(yè)の數(shù)も減っており、別の韓國人女性は「中國語を?qū)Wんで中國で仕事をすれば將來の役に立つと思っていたが、今は全てがはっきりしない狀況」と話し、「自分の中國に対する知識が生かせる場があるかどうか分からない」と不安を募らせている。

一方、同エリアの韓國料理店を見てみると、ピーク時には行列ができるほど活況だったレストランの中國人オーナーは客の數(shù)が以前に比べ2割減ったことを明かす?！赣讶摔郡沥獾辘耸长伽藖恧胜胜盲?。大っぴらに韓國料理を食べに行こうなんていったら他の人から愛國心を疑われる」からだ。また、別の飲食店関係者も以前の3分の1程度の客入りになっていることを訴えた上で「付近のどの店も売り上げに影響を受けている」とコメント、この狀況が一時的なものであってほしいとの思いを口にした。（翻訳?編集/野谷）