2008年4月16日、新華網(wǎng)の報道によると、甘粛省南部の甘南チベット族自治州で、省內(nèi)のチベット族居住區(qū)として初の空港を建設(shè)する計畫が浮上している。

【その他の寫真】

それによると、建設(shè)予定地は同自治州夏河県阿木去乎郷と牙利吉郷の中間に位置する「二郎攤」。夏河県には拉卜楞（ラブレン）寺などの大寺院があり、「第二のチベット」、「東方のバチカン」との異名も。新空港ができれば観光客の増加が期待できるという?！付蓴偂工悉工扦藝颐窈娇站t局の審査を通り、地形、気象條件、環(huán)境などの調(diào)査がまもなく開始されるとしている。

甘粛省発展改革委員會責(zé)任者は、新空港の青寫真について「3000mの滑走路を持ち、國內(nèi)線および國際線が離著陸可能な4C級空港の建設(shè)を予定」と説明している。

今年3月のチベット自治區(qū)暴動後、甘粛省內(nèi)にも騒ぎが波及し、デモに參加したチベット人に多數(shù)死傷者が出たとの情報も。背景にはチベット族の漢族との経済格差に対する不満もあると見られることから、今回の空港建設(shè)構(gòu)想は、中國政府が報道を通し、チベット族居住區(qū)の開発に本腰を入れる姿勢を示した、との見方もある。（翻訳?編集/岡田）