2008年4月16日、中國のニュースサイト「千龍ネット」が伝えたところによると、世界各地で妨害の動(dòng)きがある北京五輪聖火リレーを守ろうと、國內(nèi)外の中國人の間でMSNメッセンジャーを利用した「愛國運(yùn)動(dòng)」が高まりを見せている。名前の前に「赤いハートの絵文字+英文のCHINA」を掲げるのが仲間の印で、自分達(dá)の「団結(jié)」を示すのだという。

北京五輪聖火リレーはすでにアジア地區(qū)に入っているが、ロンドンやパリなどではチベット暴動(dòng)を契機(jī)に人権問題を訴える活動(dòng)家らによるリレーへの妨害が相次ぎ、大混亂に陥ったのは記憶に新しい。15日には米CNNキャスターが聖火報(bào)道にからんで「中國人は暴徒と強(qiáng)盜」と発言し、中國國內(nèi)で猛反発を受けるなど、波紋がおさまらない。

こうした中、ネット上では400萬人を超える中國人ユーザーらが、主にMSN（マイクロソフト?ネットワーク）メッセンジャーを利用した「（チベット）分裂に反対し、聖火を守る」運(yùn)動(dòng)を展開。署名活動(dòng)も行っている。

中國國內(nèi)ではネットが世論形成に大きな影響力を持つことが知られているが、今回の動(dòng)きは世界を相手に中國の正當(dāng)性を誇示する、これまででも最大規(guī)模の“ネット運(yùn)動(dòng)”といえる。海外メディアの間ではこうした中國のナショナリズム高揚(yáng)を不安視する聲もあり、この「愛國運(yùn)動(dòng)」が國際世論の支持を得られるかどうか、注目される。（翻訳?編集/NN）