Record China 2017年5月19日(金) 9時40分
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17日、韓國?ノーカットニュースによると、韓國の文在寅大統(tǒng)領(lǐng)が、選挙期間中常に胸に著けていた黃色いリボンのバッジを大統(tǒng)領(lǐng)就任後に外した理由について、韓國で注目が集まっている。寫真はバッジを著けた文在寅氏。
2017年5月17日、韓國?ノーカットニュースによると、韓國の文在寅(ムン?ジェイン)大統(tǒng)領(lǐng)が、選挙期間中常に胸に著けていた黃色いリボンのバッジを大統(tǒng)領(lǐng)就任後に外した理由について、韓國で注目が集まっている。
「黃色いリボン」は、2014年4月に起こった旅客船セウォル號事故の犠牲者を追悼する象徴。文氏は犠牲者や遺族、行方不明者の家族の痛みを忘れないとの意思を示すためこのバッジを選挙期間中常に身に著け、「セウォル號の慘事を政治利用して票を集めようとしている」との批判を受けてもバッジを外すことはなかった。
しかし大統(tǒng)領(lǐng)選での勝利が事実上確定した9日夜、ソウル市內(nèi)の広場に集まった市民らの前に登場した時を最後に、文氏の胸からはバッジが消えているという。ただ、文大統(tǒng)領(lǐng)のセウォル號慘事への並々ならぬ関心は、バッジがなくとも示されていると記事は指摘する。12日にはネットニュースに対する行方不明者の家族からの投稿に自らメッセージを殘し、15日には、犠牲になった高校の臨時教師2人について殉職を認めるよう関係機関に指示した。
こうしたことから記事は、文大統(tǒng)領(lǐng)がバッジを外した理由について「一候補者ではなく國家元首となった今、バッジが無用な政治上の波紋を呼びかねないと判斷したためとみられる」と説明、遺族らも「大統(tǒng)領(lǐng)は國政全般を総括する方だから、セウォル號のことだけに関わってほしいとは望んでいない。リボンを外したことも気にならない」と話していると伝えた。
報道に接した韓國のネットユーザーたちも、多くは大統(tǒng)領(lǐng)の立場を理解しているようだ。記事の感想で「怒り」「悲しみ」と否定的なものを選んだユーザーは合わせても數(shù)十、逆に「いいね」など肯定的な反応は1500を超えている。
コメントでは「バッジは象徴にすぎない。常に痛みを共に感じる力と真相の調(diào)査の方が重要」「國民皆の大統(tǒng)領(lǐng)として、バッジが大きな負擔(dān)になることはよく分かる」「胸にあったバッジが今は大統(tǒng)領(lǐng)の心の中に掛かっていると國民は信じているよ」「行動そのものが黃色いリボンだ」などが多數(shù)の共感を得た。
また、「遺族がいいと言っているんだから、他人がどうこう言うことじゃない」「遺族の皆さんは深い考えを持っているね」「立派な大統(tǒng)領(lǐng)にかなう立派な國民だ」と、遺族を稱賛、國民として自賛する聲もあった。(翻訳?編集/吉金)
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