2017年5月19日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、毎年「犬肉祭り」が行われる広西チワン族自治區(qū)玉林市の當(dāng)局が、レストランや商店での「犬肉提供禁止令」を出したとする、米誌ナショナルジオグラフィック電子版の17日付報(bào)道を伝えた。

同市では2010年より毎年6月に「狗肉節(jié)」（ライチ犬肉祭り）が開催され、そのたびに國內(nèi)外で犬の食用問題をめぐって物議を醸している。記事によれば、國際人道協(xié)會（HSI）などが17日のプレス発表會において「同市が、今年の祭り開催期間中に飲食店や露店商、市場で犬肉を提供することを禁止した。祭りが始まる1週間前の6月15日より実施する」と発表したという。

同協(xié)會の広報(bào)擔(dān)當(dāng)者は「活動者や現(xiàn)地の販売者から禁止の情報(bào)を得た。レストランも犬肉料理を出せなくなる」と語っており、同市が犬肉の提供禁止を通達(dá)する文書を?qū)g際に見たうえでの情報(bào)ではないようだ。

記事は、「2016年の世論調(diào)査で、同市の住民を含む52％の中國人が犬肉の取引禁止を望むとともに、約70％が犬肉を食べたことがないと回答している。特に若者が犬肉取引に反対している?！喝饧坤辍护纤狡髽I(yè)が運(yùn)営するイベントであり、當(dāng)局の認(rèn)可は得ていない?，F(xiàn)地住民はイベントに対し、観光客を呼び込める一方で街の名が汚されるのではないかと複雑な感情を抱いている」と伝えている。（翻訳?編集/川尻）