2017年5月19日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、政治的な関係改善によりフィリピンへの渡航ビザを申請(qǐng)する中國(guó)人が急増しているという。

記事はフィリピン大手紙フィリピン?デイリー?​インクワイアラー​の18日付報(bào)道を引用。北京のフィリピン大使館が受理する中國(guó)人のビザ申請(qǐng)件數(shù)が激増しており、ロマーナ駐中大使が「大使館はビザ申請(qǐng)書類で埋もれてしまいそうだ」と語(yǔ)るほどだという。同大使は、中國(guó)人のビザ申請(qǐng)が激増した背景には、中國(guó)政府がフィリピンへの「渡航警告」を解除したことがあると説明している。

中國(guó)とフィリピンの政府間交流も日増しに緊密になっている。ドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)が「一帯一路」サミットで北京を訪れたのに続き、アルバレス下院議長(zhǎng)一行が18日から訪中し、19日には南シナ海を巡る両國(guó)の第1回協(xié)議が貴州省貴陽(yáng)市で行われる。米VOAによると、19日に終了する米比海軍合同演習(xí)で南シナ海の問(wèn)題海域が避けられたことも、中比両國(guó)の友好関係にとって好材料になっているという。

フィリピン大統(tǒng)領(lǐng)府のアベラ報(bào)道官は18日「付帯條件付きの援助はわが國(guó)の自主性に影響する可能性がある」とし、EU（歐州連合）からの発展援助を今後受けないことを明らかにした。ドイツ國(guó)際放送局ドイチェ?ヴェレは「中國(guó)からの援助を手に入れたからだ」と分析している。また、ロイターによればドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)の強(qiáng)硬的な麻薬撲滅政策を批判するEUへの反発もあるとのことだ。（翻訳?編集/川尻）