最新の研究報(bào)告によると、世界最大の観光客輸出國である中國（香港?マカオ?臺灣地區(qū)を除く）は、2016年もその首位の座をますます確かなものとし、アジア?太平洋地域における國際観光業(yè)の繁栄?発展に大いに貢獻(xiàn)した。中國新聞社が報(bào)じた。

17日に発表された「2017年マスターカード?アジア太平洋観光目的地指數(shù)報(bào)告（Mastercard Asia Pacific Destinations Index 2017)」から、増加の一途をたどる中國人旅行者の主な旅行目的は、観光とビジネスであることが明らかになった。

統(tǒng)計(jì)データによると、2016年、アジア?太平洋地域の旅行目的地171カ所では、宿泊を伴う中國人観光客を計(jì)5500萬人受け入れた。アジア?太平洋地域を訪れた外國人総數(shù)（延べ人數(shù)）に占める中國人の割合は、2012年の9．9％から16．2％に上昇。これにより、中國市場は5年連続、アジア?太平洋地域で最大の観光客輸出國となった。

具體的に見ると、宿泊を伴う外國人観光客數(shù)ランキングトップ20に入ったアジア?太平洋地域の旅行目的地のうち7カ所において、中國人が最多となった。この7大都市は、上位から順に、バンコク、シンガポール、ソウル、プーケット、パタヤ、千葉、シドニーだった。

中國人観光客の急成長は、アジア?太平洋地域の観光地の経済発展にとって、大きなプラス作用を及ぼしている。報(bào)告中の中國人観光客による海外消費(fèi)データによると、2016年、アジア?太平洋地域での中國人観光客の消費(fèi)総額が同地域における外國人全體の消費(fèi)総額に占める割合は17．7％に上った。

また、中國國內(nèi)の人気旅行目的地が、アジア?太平洋地域の観光客に対して引き続き強(qiáng)い吸引力を備えていることも、報(bào)告から明らかになった。宿泊を伴う観光客（延べ人數(shù)）が多いアジア?太平洋地域旅行目的地トップ20のうち、中國は、香港、臺北、上海、北京、広東省（広州と深セン以外）、広州の6カ所がランクインした。

このほか、中國は、アジア?太平洋地域の観光客が多額の消費(fèi)行動をする主要市場にもなっている。

2005年以降、中國のアウトバウンド観光市場は盛況が続いており、アジア?太平洋地域が世界観光業(yè)の中で最も発展スピードが速い地域となることを強(qiáng)力に後押しした。2016年、観光業(yè)は、アジア?太平洋地域の経済體のために計(jì)2兆600億ドル（約229兆円）の新たな収入源を生み出し、1億5660萬の雇用ポストを創(chuàng)出した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集KM）