2017年5月20日、中國(guó)メディアの漢網(wǎng)が、賭け麻雀と娯楽麻雀の境目は1000元（約1萬(wàn)6000円）だと警察が定めたと伝えた。

湖北省武漢市の許方輝（シュー?ファンホイ）政協(xié)委員は、今年2月の政協(xié)會(huì)議の際に、賭け麻雀と娯楽麻雀の境目をはっきりさせるよう求めていた。これを受けて、5月に武漢市公安局治安管理局が、1人當(dāng)たりの賭け金1000元未満は娯楽の範(fàn)囲に屬し処罰はしないとの判斷を下したという。

この判斷によると、親族間での賭け麻雀や賭けポーカーなどはその賭け金にかかわらず、営業(yè)目的ではない限り処罰の対象とはならず、親族間以外の賭け麻雀では參加者が10人以下で平均掛け金が1000元未満なら処罰の対象とはならないという。

なお、1人當(dāng)たり1000元以上の掛け金は処罰の対象となり、3000元（約4萬(wàn)8000円）未満は500元（約8000円）の罰金、3000元以上5000元（約8萬(wàn)円）未満は5日以下の拘留、5000元以上は10日以上15日以下の拘留及び500元以上3000元以下の罰金に処するという。

これに対し、中國(guó)のネットユーザーからは「こういう基準(zhǔn)は必要だと思う」「武漢警察は人間味があるな」など、この判斷を評(píng)価するコメントが多く寄せられた。

しかし、「ちょっと奇特なことだな」「1000元未満なら賭博にならないってどんな法律だよ。賭博を公に認(rèn)めちゃっているじゃないか」と非難する意見(jiàn)も少なくなかった。

結(jié)局、「賭博禁止はそれだけ難しいということだ」というコメントの通り、実際問(wèn)題として完全禁止するのは無(wú)理ということなのだろう。しかし、「広州では1元（約16円）賭けただけでも捕まるが」というユーザーもいて、地域によっても対応は異なるようである。（翻訳?編集/山中）