2020年代半ば完成目標(biāo)、韓國型ミサイル防衛(wèi)システムとは=「核兵器を防御できる武器は核兵器だけ」―韓國ネット

Record China    2017年5月22日(月) 17時30分

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20日、韓國?ソウル新聞は、2020年代半ばの完成を目標(biāo)に、李明博政権時の10年に初めてその構(gòu)想が明らかになった韓國型ミサイル防衛(wèi)システムを検証した。この報道に、韓國のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料寫真。

2017年5月20日、韓國?ソウル新聞は、20年代半ばの完成を目標(biāo)に、李明博(イ?ミョンバク)政権時の10年に初めてその構(gòu)想が明らかになった韓國型ミサイル防衛(wèi)システム(KAMD:Korea Air Missile Defense)を検証した。

既に開発を終え、早ければ來年にも実戦配備予定の韓國型中距離地対空誘導(dǎo)ミサイル(M‐SAM)と、現(xiàn)在開発中の韓國型長距離地対空誘導(dǎo)ミサイル(L‐SAM)をミサイル迎撃用に一部改良したものに加え、ドイツから導(dǎo)入した舊型パトリオット(PAC‐2)システムを改良し、不足な部分は在韓米軍の高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)を配備して、低層防衛(wèi)中心のミサイル迎撃システムを完成するのがKAMDの基本構(gòu)想だ。

しかしKAMDは、その構(gòu)想が公開されると専門家の激しい反発に直面した。KAMDを構(gòu)成する迎撃システムが、すべてが終末段階の低層防衛(wèi)システムのみで構(gòu)成されていたからだ。北朝鮮が所有するミサイルの中で最も古い「スカッド」はマッハ5?6(音速の5?6倍)、「ノドン」はマッハ7?9、「ムスダン」はマッハ15?17程度の終末速度を有するものと推定されており、射程距離と迎撃高度がわずか數(shù)十キロに過ぎないパトリオットや、韓國型長距離地対空誘導(dǎo)ミサイルが超高速で落下してくる北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃できる時間は、わずか數(shù)秒程度に過ぎない。

さらにKAMDは、北朝鮮がノドンやムスダンなどのミサイルを利用して高高度で核弾頭を爆発させ、電磁パルス(EMP:Electromagnetic Pulse)攻撃を加えるような挑発に及んだ場合には対応が不可能だ。また、システム構(gòu)築完了までには10年近く待たなければならないため、差し迫った北朝鮮の核?ミサイルへの脅威に対応するのは不可能になる。

これらの狀況を受け、記事は「中國との関係悪化とそれに伴う莫大な経済的損失、國民世論の分裂という深刻な後遺癥を甘受してまで在韓米軍のTHAAD配備を強行するしかなかった」と分析した。

この報道を受け、韓國のネットユーザーからは「李明博政権が韓國のミサイル防衛(wèi)システムを無力化した主犯だ」「防御用の兵器をいくら作っても、攻撃用の兵器には勝てない」「獨自開発より、性能の良い外國製を買った方が良い」など、KAMD並びにミサイルシステムの獨自開発に対して否定的な意見が寄せられた。

その一方で、「國防は自主開発した兵器を用いるのが基本」「米國製兵器に依存していてはだめだ」など、兵器の獨自開発を肯定する意見もあった。

また、防衛(wèi)産業(yè)不正が後を絶たない現(xiàn)狀に、「多くの國防費を投入しても、不正によって資金が正しく國防に使われていない」「まず國防費を盜んでいるやつをなんとかしろ」などとするコメントも見られた。

その他、「イージス艦も増やす必要がある」「この地球上に核兵器を防御できる武器は核兵器だけだ」「KAMDより核武裝の方がより効果的」など、KAMD以外の兵器導(dǎo)入に関連した意見もあった。(翻訳?編集/三田)

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