2017年5月23日、學(xué)位論文を代筆する見返りに、學(xué)生45人から7億5000萬(wàn)ウォン（約7450萬(wàn)円）を受け取った容疑で、現(xiàn)職の醫(yī)大教授と助教授がこのほど拘束された。韓國(guó)?聯(lián)合ニュースが伝えた。

京義（キョンギ）龍仁（ヨンイン）東部警察署は、背任収賄および偽計(jì)業(yè)務(wù)妨害の疑いで、私立醫(yī)大大學(xué)院長(zhǎng)で漢方醫(yī)の教授A（59）と助教授B（40）を拘束したことを明らかにした。また、論文代筆と引き換えに教授らに金銭を渡した疑い（背任贈(zèng)賄）で漢方醫(yī)C（42）など45人を書類送検した。

A教授らは2012年から最近までの5年間、學(xué)位論文を作成するための実験費(fèi)の名目で、修士課程の場(chǎng)合1100萬(wàn)ウォン（約109萬(wàn)円）、博士課程の場(chǎng)合2200萬(wàn)ウォン（約218萬(wàn)円）を受け取り、計(jì)7億5000萬(wàn)ウォンを得た疑いが持たれている。教授らは、學(xué)期初めの3?5月に、學(xué)位論文を準(zhǔn)備する學(xué)位生らに「論文執(zhí)筆のための実験費(fèi)が必要だ」と伝え、借名口座を通すか現(xiàn)金で「報(bào)酬」を受け取っていたという。

論文作成のための実験にCらが関與することはなく、実験はすべて助教授や研究者らによって行われた。またA教授は実験結(jié)果を整理して分析した資料をCらに渡し、論文を事実上代筆するとともに、論文審査の際に審査委員として加わり論文の審査通過に力添えしていた。

A教授は「実験の際、學(xué)位生らとしっかり協(xié)議を行い指導(dǎo)した」と容疑を一部否認(rèn)している。

警察関係者は「學(xué)位生らは直接実験に參加しておらず、論文の主要な分析結(jié)果もやはり教授から受け取って論文に反映していた。また実験に主導(dǎo)的に參加した証拠を提出した學(xué)位生は一人もいなかった」と述べた。警察は事件の捜査結(jié)果を大學(xué)と國(guó)の教育部に通知し、制度改善を依頼する方針だ。

この報(bào)道を受け、韓國(guó)のネットユーザーからは「論文代筆はもう慣行のようになっていると思う」「こんなふうにして學(xué)位を得た人が多くいる」「私のいる大學(xué)でも同じようなことをやっている」など、學(xué)位論文代筆がまん延している実態(tài)をうかがわせる意見が多く寄せられた。

その一方で、「こんな人のせいで、真面目にきちんとやっている人が悪くみられる」「しばらくは靜かにするかもしれないが、ほとぼりが冷めたらまた同じことをやるだろう」など、教授らへの非難の聲とともに、「でもこの教授、執(zhí)筆力はありそう」とするコメントもあった。

その他、「韓國(guó)からノーベル賞受賞者が輩出されないわけだ」「韓國(guó)學(xué)界が國(guó)際的に権威ある賞を得られない理由がここにある」などとする意見もみられた。（翻訳?編集/三田）