2017年5月23日、中國で2016年に、洪水や嵐、地震などの自然災(zāi)害により自國內(nèi)での避難を余儀なくされた人の數(shù)が743萬4000人に上ることが、ノルウェー難民委員會（NRC）の研究機関、國內(nèi)避難民監(jiān)視センター（IDMC）がこのほど発表した報告書で明らかになった。露通信社スプートニクの中國語ニュースサイトが伝えた。

報告書では、中國の16年の降水量は過去最高を記録し、これまでの平均を16％上回ったとし、長江流域の水害規(guī)模は1999年以降で最悪となったと指摘している。

世界で2016年に、自然災(zāi)害により新たに発生した國內(nèi)避難民の數(shù)は118カ國で2420萬人に上っている。中國に次いで多かったのはフィリピンで593萬人。自然災(zāi)害は、08年以降で計2億2760萬人（年平均2530萬人）が國內(nèi)難民となる原因となっている。

災(zāi)害以外では、紛爭による國內(nèi)避難民の數(shù)が最も多かったのはコンゴで92萬2000人。以下、シリア（82萬4000人）、イラク（65萬9000人）と続いている。暴力による國內(nèi)避難民の數(shù)は世界全體で690萬人だった。（翻訳?編集/柳川）