2017年5月23日、韓國?アジア経済によると、韓國通信大手KTが22日に発表した日中韓3カ國間でWi?Fiのローミングを無料で提供する計(jì)畫が注目を集める中、「北東アジアの3カ國が共にWi?Fiを提供したとしても、韓國の顧客だけが不利になる」と指摘する聲が出ている。

KTは23日、「中國の成都で19日、中國通信大手のチャイナモバイル、日本のNTTドコモと戦略協(xié)議體『SCFA2017年上半期総會(huì)』を開き、KTの顧客が中國と日本でWi?Fiのローミングを無料で利用できるようにする計(jì)畫を提案した」と明らかにした。KTの提案が実現(xiàn)した場合、KT加入者は中國ではチャイナモバイルのWi?Fi網(wǎng)が、日本ではNTTドコモのWi?Fi網(wǎng)が自由に使えるようになる。

チャイナモバイルが構(gòu)築した中國內(nèi)のWi?Fiアクセスポイント（AP）は約450萬カ所、NTTドコモが日本に構(gòu)築したWi?FiのAPは約18萬カ所、KTは韓國內(nèi)に約19萬カ所のAPを構(gòu)築している。しかし、APの數(shù)とそれに基づくWi?Fiのアクセシビリティには大きな差があるという。3社のAPを基準(zhǔn)に単純計(jì)算すると、韓國には國土0．528平方キロメートル當(dāng)たり1カ所設(shè)置されているが、中國には2．142平方キロメートル當(dāng)たり1カ所、日本には2．10平方キロメートル當(dāng)たり1カ所が設(shè)置されている。そのため、韓國人が中國や日本を訪問する場合、Wi?FiのAPを探すのにより多くの體力と時(shí)間を消費(fèi)することになる。

通信業(yè)界関係者は「KTのWi?Fiローミング無料政策はKT顧客にとっては良いサービスかもしれないが、韓國の通信サービス全般を考えると望ましくない」とし、「韓國內(nèi)の他の通信社の顧客がKTのWi?Fiを利用できするようにすることから取り組んだ方がいい」と主張している。

別の関係者は実効性の問題を指摘している。同関係者は「日中韓は地理的に近く、3國の通信サービスの利用者間のローミング需要も他の地域に比べて多いため、ローミング料金が相対的に安い。実際に顧客のデータ通信費(fèi)の削減に及ぼす影響はわずかだ」と述べた。

この報(bào)道に、韓國のネットユーザーからは「中國でWi?Fiを使い、韓國に戻ってきてハッキングされる。KTは韓國の消費(fèi)者にとっていいことをしてほしい」「今後、日本や中國と何をするにしても慎重に検討してほしい。日中は悪知恵が働くから」「実益がないならしない方がいい」などとKTの計(jì)畫に否定的な聲が寄せられている。

一方「中國は主要都市に密集しているから國土の面積で単純計(jì)算して比較するのは無理があるのでは？」「計(jì)算が単純過ぎる。大都市や観光地に主にWi?Fiが飛んでいる。日本や中國でもWi?Fiを探すのが大変ということは常識(shí)的に考えてあり得ない」と指摘する聲も。

また、「長い目で見ると、観光産業(yè)に好材料となり利益が大きい」「観光客の増加につながるかも。経済的な効果も考えるべき」「韓國はネットがよくつながるところが最大にして唯一の魅力なのに」と主張する聲もみられた。（翻訳?編集/堂本）