中國のチャットアプリ?微信（Wechat）で31日、「違った角度から日本を見る」と題したコラムが掲載された。

日本を語る時(shí)、中國では多くの人が「沒落した先進(jìn)國」「経済が停滯」といった印象を持つ。さらに、日本の経済が衰退し革新能力を失ったといった報(bào)道もたびたび見られる。だが、本當(dāng)にそうだろうか？

トムソン?ロイターが世界で最も革新的な企業(yè)100社を選出する「Top 100 グローバル?イノベーター 2016」では、日本は34社と2015年版から數(shù)を減らしたものの世界2位だった。一方の中國はわずかに1社だ。日本の高精度な部品はサムスンやアップル、インテルといった世界の名だたる大企業(yè)を支えている。日本の技術(shù)はすでに世界に浸透している。日本や米國、ドイツは優(yōu)れた革新能力に裏付けされた自信を持っているが、中國の自信は他を圧倒する宣伝力によるものだ。

さらに、日本の財(cái)務(wù)省のデータによると、日本の企業(yè)や個(gè)人、政府が投資などを通じて海外に持っている資産（対外資産）から、海外の企業(yè)や個(gè)人、政府が日本に持っている資産（対外負(fù)債）を差し引いた「対外純資産」の殘高は、2016年末時(shí)點(diǎn)で349兆円に上り、26年連続で世界一対外純資産を持つ國となっている。

資源が乏しく國土も小さい日本がなぜ國內(nèi)総生産（GDP）の世界TOP3の座を長年維持できているのか、その答えは明白だろう。中國よりも國土が小さい日本だが、中國が夢見る「法治國家、クリーンな政府、ノーベル賞といった世界一流の賞の獲得、世界一流の大學(xué)、世界一の治安、食品安全、汚染のない環(huán)境、世界一の醫(yī)療制度」を日本は數(shù)十年前にすでに実現(xiàn)している。

日本をライバルと見るか、はたまた憎き敵と捉えるかに関係なく、日本がどのようにして國を成り立たせているのか、日本の強(qiáng)みは何なのかをしっかり把握する必要がある?！溉毡兢螞]落」「日本の衰退」という幻覚に浸っていては本當(dāng)の日本は見えてこないのだ。（翻訳?編集/內(nèi)山）