人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2017年5月25日(木) 7時(shí)10分
拡大
ある統(tǒng)計(jì)によると、中國(guó)に住んでいる日本人は約14萬(wàn)人に達(dá)している。では、中國(guó)の都市に溶け込み、各地を奔走している日本人たちはどのような生活を送っているのだろう?
近年、「一帯一路(the belt and road)」イニシアティブが打ち出され、中國(guó)の開放度がさらに拡大するにつれ、中國(guó)に移住する外國(guó)人も増加の一途をたどっている。ある統(tǒng)計(jì)によると、中國(guó)に住んでいる日本人は約14萬(wàn)人に達(dá)している。では、中國(guó)の都市に溶け込み、各地を奔走している日本人たちはどのような生活を送っているのだろう?彼らの目に、中國(guó)はどのように映っているのだろう?東方新報(bào)が伝えた。
●古川翠:一人でも多くの學(xué)生に日本の文化を好きになってもらいたい
北京北方工業(yè)大學(xué)で日本語(yǔ)教師をしている古川さんは最近、江蘇省南京市を訪問(wèn)した。小籠包や鴨の血を固めたものが入った春雨スープなどが気に入り、おやつをお土産に買って學(xué)生にプレゼントした。
古川さんの學(xué)生である衛(wèi)清靜さんは取材に対して、「先生は交流が大好きで、學(xué)生を家に呼んで日本のおいしいものも食べさせてくれる」と話す。古川さんは2012年に中國(guó)に來(lái)て以降、グルメや日本語(yǔ)を活用して、新しい環(huán)境に早くなじみながら、一人でも多くの學(xué)生が日本の文化を理解して好きになれるようサポートしている。
多くの中國(guó)の學(xué)生と同じく、衛(wèi)さんが日本語(yǔ)を?qū)煿イ筏郡韦馀既护韦长趣坤趣い?、「子どものころか?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=アニメ'>アニメなど日本の文化を代表するコンテンツに觸れる機(jī)會(huì)があまりなかった。大學(xué)に入ってから少しずつ日本の環(huán)境保護(hù)や歴史、文化などについて知るようになり、自分が選んだ専攻學(xué)科である日本語(yǔ)にも興味が出てきた」という。
古川さんによると、學(xué)生に言語(yǔ)學(xué)習(xí)に対して意欲を持ってもらえるかは、その國(guó)について少しでも理解してもらえるかにかかっている。
「私は日本のおやつをみんなに配り、アニメや映畫などを通して、學(xué)生に直観的に日本の文化に觸れてもらっている。カリキュラム『日本の概況』で、私は學(xué)生に日本の華道や茶道について知ってもらい、そこに含まれている人生の哲理にも觸れてもらっている」。
日本語(yǔ)を教えることを?qū)熼Tに學(xué)んだものの、古川さんは、それは決して簡(jiǎn)単なことではないと感じており、「大學(xué)で學(xué)んだ知識(shí)だけを頼りに日本語(yǔ)を教えれば、學(xué)生に日本の経済や文化などのことをリアルに理解してもらうことはできない。例えば、『日本の経済の概況』の授業(yè)をする時(shí)には、リアルタイムな日本の企業(yè)の狀況やニュース、関連のビジネス情報(bào)を把握しておき、最新の情報(bào)を?qū)W生に伝えなければならない」と話す。
大學(xué)を卒業(yè)してすぐに中國(guó)に來(lái)た古川さんは、學(xué)生にとっては「先生」であり、「友人」でもある。衛(wèi)さんによると、「日本語(yǔ)の時(shí)制は中國(guó)語(yǔ)にはないため、よく忘れてしまう。敬語(yǔ)も、丁寧語(yǔ)、尊敬語(yǔ)、謙譲語(yǔ)、美化語(yǔ)などがあり、よく変化する。どれをいつ使えばよいのかよく分からない時(shí)がある。先生は『そのような時(shí)は、何度も何度も練習(xí)するように』とアドバイスしてくれるほか、日本のおやつの包裝に書かれた尊敬語(yǔ)を一緒に探したり、間違った敬語(yǔ)表現(xiàn)がないかチェックしたりする。おやつを食べながら授業(yè)で楽しく學(xué)び、また『間違うことを恐れずに』と先生が勵(lì)ましてくれたから、日本語(yǔ)學(xué)習(xí)に対する自信をつけることができた」という。
今學(xué)期が終わると、古川さんは充電のために日本へ帰るといい、「今の知識(shí)だけでは、ちゃんと教えることができないので、帰國(guó)して勉強(qiáng)し、また一からスタートしたい」という。
もうすぐ中國(guó)を離れる古川さんは、「日本に帰っても、北京の胡同(細(xì)い路地)やピリ辛ザリガニ、麻辣香鍋(野菜や肉を炒めたピリ辛料理)などの味が戀しくなると思う。北京の地下鉄網(wǎng)はどんどん広がり、交通機(jī)関も便利になっている。また、モバイルインターネットの普及でデリバリーや決済も便利になり、中國(guó)のスーパーで売られている日本のおやつも増えている。中國(guó)で起きているこのような変化や食べたことのあるグルメなどについて、日本の家族や友人たちに伝えたい」と話した。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集KN)
日本僑報(bào)社
2017/5/21
人民網(wǎng)日本語(yǔ)版
2017/5/18
日本僑報(bào)社
2017/5/14
人民網(wǎng)日本語(yǔ)版
2017/5/13
人民網(wǎng)日本語(yǔ)版
2017/5/11
ピックアップ
we`re
RecordChina
この記事のコメントを見る