2017年5月22日、騰訊新聞によると、鄭州市でザリガニ料理に使うザリガニの洗い工が活躍している。

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日本では、あまり食べられないザリガニだが、中國(guó)では今や夜食の定番メニューの一つだ。ザリガニ料理専門(mén)店もあるほど。もっともこのように人気が高まったのは、ここ數(shù)年であり、特に80年代以降生まれの若い世代に好まれている。それに伴い、旬の夏の間だけ働くザリガニ洗い工という職業(yè)も生まれた。

鄭州市のあるレストランで働く今年46歳の女性、デングさんもその一人だ。中國(guó)南方から輸送されるザリガニは、鄭州市に來(lái)る前に下洗いされているが、美味しく安全に食べるためには、もう一度キレイに洗うことが必要だ。レストランでは、専門(mén)の洗い工に仕事を頼んでいる。

デングさんは、鄭州市でザリガニ洗い工として働き始めて3年になる。仕事があるのは、1年のうちザリガニの旬の3月から7月を中心に7カ月ぐらい。その間は、食事付き住み込みで朝11時(shí)から夜11時(shí)まで働く。月給は、2300人民元（日本円換算3萬(wàn)7000円）。

デングさんによると、どんな力仕事もそうであるように、ザリガニ洗いにも熟練と動(dòng)作の機(jī)敏さ、素早さが求められる。

ザリガニは洗う前に、生きたままキレイな水に浸しておく。洗い工は、ビニール手袋に手を通し、ブラシを使って、ザリガニのホオの部分の泥を水で洗い落とし、ハサミで頭部を切り落とし、さらにハサミの先を使って脳まで屆いている黒い胃と背わたを取り除く。この作業(yè)には、ちょっとしたワザが必要で、素早い人は、5秒以?xún)?nèi)でこなしてしまう。鮮度を保つためには、洗った後すぐに調(diào)理しなけらばならない。

洗い工の仕事には、分別作業(yè)も含まれている。大きいものは、極上品になり、また若いザリガニは味の濃い調(diào)味料を入れずに蒸され、歳をとったザリガニは油で煮込むようにして味を染み込ませる調(diào)理法が適している。それぞれ別々のカゴに入れる。

ザリガニには寄生蟲(chóng)がいると怖がる人も多く、また食後にザリガニ病に襲われる例も報(bào)告されているが、フグと同じできちんとしたお店でキレイに洗われキレイに調(diào)理されたものを食べれば安全だ。日本でも、ザリガニ?カフェなど専門(mén)店ができており、密かなブームになっている。（提供：フライメディア）