Record China 2017年5月27日(土) 13時20分
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日本を旅したある中國人が、2つの美術(shù)館訪問を通じて感じた日本人像についてつづっている。
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今回の旅の目的は子どもを連れて日本文化を肌で感じることだ。宮崎駿監(jiān)督の大ファンである私たちが最初に向かったのは「三鷹の森ジブリ美術(shù)館」。JR三鷹駅から往復320円の直通循環(huán)バスが出ているが、歩いても15分ほどだ。沿線の景色はとても美しい。切符売り場のトトロを見たときは、興奮のあまり涙が出そうになった。指定された入場時間に到著すると、フィルム付きの切符を渡された。館內(nèi)は撮影禁止だ。
【その他の寫真】
他の美術(shù)館と違うのは、まるで迷路のような空間になっていることだ。館內(nèi)の至る所からアニメーターの獨創(chuàng)性が感じられ、さらに映像展示室もある。宮崎監(jiān)督の作品はいつもぬくもりを與えてくれる。館內(nèi)はまるでアニメの世界に入り込んだようで気持ちが高ぶる。監(jiān)督は愛煙家だそうで、展示室の機の上にはタバコの吸い殻が殘る灰皿まで置かれていた。パンフレットには「迷子になろうよ、いっしょに?!工趣いγ佬g(shù)館のコンセプトが書かれている。館內(nèi)撮影禁止の理由はこれにあるのかもしれない。監(jiān)督直筆のコマなども展示されていて、絵を描くのが好きな人にはたまらないだろう。屋上と屋外は撮影可能だ。見學を通じて作品の背後にある制作者の苦労まで感じ取ることができた。
すぐに都心に戻る予定だったが、駅近くに「三鷹市美術(shù)ギャラリー」があることを知り、足を運んでみた。木版畫家?切り絵作家として有名な滝平二郎氏の企畫展が開催されていた。農(nóng)家に生まれ、第2次大戦末期に出征した滝平氏。農(nóng)村の日常を題材にした作品は溫かく、戦爭をありのままに描寫した作品は恐ろしさであふれている。
宮崎氏と滝平氏の作品から感じられるのは、日本人の內(nèi)心は質(zhì)素で善良であり、平和を愛し、戦爭を憎むということだ。中國と日本が仲良く付き合えるようになってほしい。これは誰もが持っている心の聲だ。(翻訳?編集/柳川)
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