2017年5月25日、韓國南部、釜山（プサン）の病院で火災(zāi)が発生、全患者を避難させなければならない切迫した狀況の中、病院職員と消防隊員が普段練習(xí)していたマニュアル通りに高層から低層の順に短時間で500人以上の患者を避難させ、人命被害を防いだ。韓國?聯(lián)合ニュースが伝えた。

同日午前4時、釜山沙上（ササン）區(qū)にあるデナム病院の地下1階総務(wù)課事務(wù)室から火災(zāi)が発生し、當(dāng)直勤務(wù)の職員が消火器で消そうとしたが消し止められず、119番に通報した。

當(dāng)時病院にいた職員14人は、1階入り口に人が押し寄せないようマニュアル通りに最上階の6階にいる患者から低層階にいる患者の順に避難するよう案內(nèi)、介助が必要な患者10人余りは消防隊員の助けを借りて外に避難させた?；颊?04人と職員が全員避難して人數(shù)確認(rèn)をした時刻は、火災(zāi)発生からわずか20分後だったそう。

また、火の手は事務(wù)室からロビーの天井に燃え移っていたが、消防隊員らにより通報から8分で消し止められた。

ここまで迅速な避難ができたのは、昨年12月に釜山北部消防署が管轄の32カ所の病院を?qū)澫螭说赜虺酩趣胜胍归g避難狀況を抜き打ち點(diǎn)検したのが役に立ったという見方が強(qiáng)い。デナム病院はこの點(diǎn)検で高得點(diǎn)を受けていたが、夜間の勤務(wù)人員が少ないこと、そして両廊下の出入り口の開閉裝置の鍵が階ごとに異なっていることが避難を遅らせるとの指摘を受けていた。

今回の火災(zāi)を受け、同署予防指導(dǎo)擔(dān)當(dāng)のパク?ヒゴンさんは、「未明の時間帯に短時間で避難することは難しいが、良い対処だった。以前指摘していた部分が全て改善されており、予防點(diǎn)検のかいがあった」と話した。

警察は事務(wù)室內(nèi)のコピー機(jī)から出火していたことから、漏電の有無などを確認(rèn)している。

病院の迅速な対応に、ネットユーザーからは「素晴らしい」「指摘された部分を素早く直していたのもすごい」「ああよかった！病院関係者の皆さんもお疲れさまでした」「火災(zāi)避難の模範(fàn)事例として表彰すべき」など稱賛コメントが相次いでいる。

その他にも、「前政権だったら數(shù)十人はけがをしていただろう」「大統(tǒng)領(lǐng)一人変わっただけで國の秩序も変わったね」「國の運(yùn)気がいい方向に流れてる感じがする」と大統(tǒng)領(lǐng)選後の変化を喜ぶ聲や、「事前訓(xùn)練こそ大慘事を防ぐ唯一の方法」「私たちも常にこういう予防教育が必要」と訓(xùn)練の大切さを強(qiáng)調(diào)する聲が上がった。（翻訳?編集/松村）