亂開発のまま10年も放置、山上の別荘群―中國(guó)

フライメディア    2017年5月31日(水) 19時(shí)50分

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26日、中國(guó)新聞網(wǎng)によると、山東省済南市に亂開発の末、10年も放置されたままになっている別荘群がある。

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2017年5月26日、中國(guó)新聞網(wǎng)によると、山東省済南市に亂開発の末、10年も放置されたままになっている別荘群がある。

その他の寫真

場(chǎng)所は金鶏嶺(山の名前)の東南側(cè)で、上空から眺めると東西1キロメートル、南北300メートルにわたって造成された別荘群が目に入る。上の方は、山頂からわずか100メートルの位置にある。全體では100棟近い別荘が立ち並んでおり、いわば金鶏嶺の東南側(cè)はすっぽりこの別荘群に占拠されている形だ。

一戸建てもあればタウン?ハウスもあり、低いものは2階建てから高いものは5階建まで。石やレンガを積み上げて造られた古い砦(とりで)風(fēng)のものやヨーロッパの宮廷建築様式もある。さらに木立の中には、実際の樹木を土臺(tái)にして造られた木造りハウスもある。打ち砕かれた巖や石、黃褐色の土があらわになっており、山と林が荒らされた痕跡が空からもはっきり見て取れる。

  

建築途中で工事がストップになったためか、なかには壁に屋根をかぶせただけで、赤いレンガもむき出しに、窓ワクすらはめられていないものもある。家屋の周りには、雑草が生い茂り、その無頓著な亂開発ぶりを感じさせる。

実は、10年前に別荘群の造成が始まったものの、山林破壊などの理由により、途中で工事が中止され、今に至るまで放置されたままになっているのだという。もともとあった自然の山がこのように亂開発され、そのまま放置されるのは痛ましい。

中國(guó)では、ビルやマンションなど不動(dòng)産の「工事中斷現(xiàn)象」が深刻な社會(huì)問題化しており、販売用パンフレットや建設(shè)中の現(xiàn)場(chǎng)を見た上で不動(dòng)産の購入を決め、契約書にサインして代金を支払い、完成を楽しみにしていた購入者が、突然の工事中止によって、そのままにっちもさっちもいかなくなり、途方にくれるケースが後を絶たない。

経済學(xué)者からは、1990年代に開始されたた分譲住宅の前売り制で、不動(dòng)産デベロッパーが先に住宅代金を手にすることが許され、それにより大規(guī)模な開発に便宜が図られたものの、竣工を待って引き渡す建物に関わる投機(jī)的売買が蔓延し、信用問題となっているとの指摘がある。(提供/フライメディア)

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