2017年5月29日、韓國?ノーカットニュースなどによると、韓國ソウル市內(nèi)の住宅で、敷地內(nèi)に積み上げてあったごみの下敷きになり男性が死亡する事故が起こった。ごみは、男性の母親が古物商に売るためとしてこれまでためてきたものだった。

蘆原（ノウォン）警察署によると、28日午後10時(shí)10分ごろ、同區(qū)內(nèi)の一戸建て住宅で、カンさん（45）がごみの下敷きになっているところを母親のソンさん（67）が発見した。カンさんは病院に運(yùn)ばれたがその後死亡した。カンさんはこの日、母親の住むこの家で水漏れが起こったと連絡(luò)を受け、立ち寄ったところだったという。庭にあった水道計(jì)量器の周辺には紙や鉄くずなどのごみが高さ3メートルほどに積み上げられており、この山が崩れてカンさんの頭を直撃したとみられている。

これら大量のごみはソンさんが古物商に売るために回収してきたもので、悪臭を発するなどしていたことから隣人から強(qiáng)い抗議が出ていたという。ソンさんは「ごみの値段が大幅に下がったため、売らずに集めておいた」と話しているという。

警察は、事故當(dāng)時(shí)「（カンさんが）頭から血を流していた」いうソンさんの供述を基に、詳しい事故のいきさつを調(diào)べている。

この驚きの事故に、韓國のネットユーザーからは、「かわいそう」とカンさんに同情する聲や、ソンさんに対して「ごみにはゴキブリや害蟲も発生するし、隣人にも相當(dāng)な被害を與える行為」「愚かな人。結(jié)局はごみを得て息子を失っちゃったね」「人は死ぬ時(shí)は何も持たずに逝くもの。ごみを集めてどうするの？」と非難の聲が多數(shù)寄せられている。

また、「愛情の欠乏から來る精神疾患では？」「ごみなどを集める保存強(qiáng)迫性障害は心の病気だ」など、ソンさんの心の狀態(tài)を心配する聲も。

その他、「うちのお隣さんもあんな感じ。2階の高さまでごみが積もってて、役所が片付けても2カ月後には元通り。それがずっと続いてる」と、「ごみ屋敷」に悩まされている人からの訴えや、韓國の現(xiàn)狀について「不安と貧困、妄想に苦しむ現(xiàn)実」「最近は『ミニマリズム（物を減らすことで、本當(dāng)に大切なものを見つめ直そうという動(dòng)き）』ブームなのに。極端すぎる」との意見もみられた。（翻訳?編集/松村）