2017年5月28日、米華字ニュースサイト?多維新聞によると、中國の要人が相次いで來日しており、日中関係が好転したとの指摘が出ている。

中國の楊潔チ（ヤン?ジエチー）國務委員（副首相級）が29日、中國共産黨の中央対外連絡部部長の宋濤（ソン?タオ）氏も8月に訪日する。中國外交部の陸慷（ルー?カン）報道官は28日、楊氏が來日中、谷內(nèi)正太郎國家安全保障局長と、30日には岸田文雄外相と會談すると表明した。一部の日本メディアは、楊氏の訪日は日中首脳會談への布石との見方も伝えている。

安倍晉三首相は今月中旬、7月にドイツのハンブルクで開く主要20カ國?地域（G20）首脳會議に合わせ、日中首脳會談の実現(xiàn)を望んでいると表明。日本メディアは自民黨関係者の話として「自民、公明両黨が8月上旬、中國共産黨との定期的な與黨間対話を?qū)g施する」と報じた。実現(xiàn)すれば15年12月以來、1年8カ月ぶりとなる。

自民黨の二階俊博幹事長は16日、北京で習近平（シー?ジンピン）國家主席と會談。安倍首相からの親書を手渡した。習主席は日中関係の改善に意欲を表明。與黨間対話の8月実現(xiàn)を確認した。

今年は日中國交正常化45周年にあたる。日中雙方が経済、人的交流を拡大する意向で、北朝鮮情勢についても言及する可能性がある。（翻訳?編集/大宮）