韓國軍が世界に誇る國産戦車、生産遅れ、実戦での使い道に疑問符も=「これが韓國製品の限界」「足りない技術は外國から買って」―韓國ネット

Record China    2017年5月31日(水) 8時0分

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30日、韓國?中央日報は、一時は世界最高性能とうたわれた韓國産戦車「K2」の屈辱の歴史を伝えた。資料寫真。

2017年5月30日、韓國?中央日報は、韓國國內(nèi)技術で開発した戦車「K2」の屈辱の歴史を伝えた。

「黒ヒョウ」の愛稱を持つK2は、試作品3臺が公開された2007年、世界最高性能の名品ともうたわれたが、その後、エンジンとトランスミッションを合わせた戦車の心臓部「パワーパック」の開発遅延が原因で生産が遅れ、最終的に輸出の機會を逃した。こうした中、先進各國は第4世代の無人戦車の開発に著手し、K2は國際市場からの退出を余儀なくされた。

韓國國內(nèi)の狀況をみると、11年當時、北朝鮮の新型戦車「先軍號」に対応するため、年間600臺を開発する計畫だったが、14年には國防改革で200臺に縮小された。こうした中、陸軍は15年10月に100臺を追加要求、一度はこれが承認されたものの、今度は企畫財政部が事業(yè)の妥當性評価を継続して引き伸ばしている狀態(tài)だ。

K2の生産量が上下するのは、その戦術的価値をめぐる議論があるため。數(shù)兆ウォン(1兆ウォン=約990億円)の予算を投入するだけの、実戦での利用価値があるかが疑問視されているのだ。これに対して軍は「有事の際、北朝鮮地域に最初に投入される機動軍団である戦車部隊を黒ヒョウで編成しなければならない」と主張している。また、陸軍機動軍団には360臺以上の戦車が必要になる。

陸軍関係者は「黒ヒョウはターゲットを自動的に見付け正確に攻撃するため、熟練した北朝鮮戦車兵を相手にでき、アクティブ防御システムで北朝鮮軍が多數(shù)保有している対戦車ロケット(RPG?7)を防御できる」と説明している。

しかし一方で、「北朝鮮の戦車を相手する韓國軍の武器は黒ヒョウがなくても十分」とする反論もある。攻撃型ヘリコプター「アパッチ」、戦闘機から発射する空対地ミサイル「マーベリック(AGM?65)」などでも、北朝鮮戦車の防御が可能との考えからだ。

この報道を受け、韓國のネットユーザーからは「戦車は地上で最も重要な武器であり、それを無視している」「情けない。北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発を進める中、韓國では戦車の開発でもめている」など、遅々として進まない自國最新戦車の開発計畫にいら立ちの聲が寄せられた。

また、「パワーパックは外國製を購入すればいいじゃないか」「足りない技術は外國から買ってこい」「技術がないのなら、時間をかけて開発しようという考えはないのか」と獨自技術での開発にさまざまな意見もあった。

その他、繰り返される國防不正に「韓國は國防不正がねえ」「まず不正を何とかしてくれ」との聲や、「これがまさに韓國製品の問題。核心技術がない」「韓國の限界だな」など、自國技術への不信感がうかがえるコメントもみられた。(翻訳?編集/三田)

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